しーさるの鉄日記

名鉄2021年改正(竹鼻線、各務原線)


竹鼻線は5月改正において、夕方に夜にかけて、名鉄岐阜乗り入れを取り止め、名鉄岐阜~笠松間の急行を削減することになった。乗り入れを止めるのは名鉄岐阜発で15時49分から20時19分、新羽島発で15時21分から19時21分、22時21分が対象となる。

このことで、名鉄岐阜から竹鼻線へは3分前を走る快速特急から笠松乗換、竹鼻線内から名鉄岐阜へは3分後を走る特急へ笠松乗換という形になる。新岐阜発22時59分の普通新羽島行最終も名鉄岐阜~笠松間区間廃止とし、22時54分の急行から乗り継ぐ形となる。このことで、笠松までの急行通過駅は名鉄岐阜発22時40分から23時09分まで開くことになる。

新羽島行最終は5分繰上げとなるが、羽島市役所前行最終は23時33分から39分に繰下げ、代わりに金山行最終急行は23時40分から23時33分に繰り上がる。一方土休日は笠松発23時50分の羽島市役所前行最終を名鉄岐阜発23時39分に延長変更させる。

直通を見直すことで、名鉄岐阜から竹鼻線への直通は先述の最終の他に、5時台の普通1本、急行2本(土休日は急行2本)が残る。また、竹鼻線から名鉄岐阜へは、平日のみ5時台の羽島市役所前発の急行1本、普通1本が残る。

10月改正の竹鼻線は、笠松発22時25分新羽島行、新羽島発22時51分の笠松行が廃止に、神宮前から先に接続する最終は新羽島発22時36分となる。新羽島発22時51分は5月改正で名鉄岐阜行から笠松行に、そして10月改正では廃止といった具合になっている。土日は新羽島発21時51分、22時21分の名鉄岐阜への乗入れを取り止め、笠松行に変更している。このことで、22時台の笠松→名鉄岐阜間の普通列車が減少する。

竹鼻線以外にも、データイムの各務原線において、名鉄岐阜~新鵜沼間(名鉄岐阜~新那加間普通)の急行を名鉄岐阜~三柿野間の普通に短縮変更する。該当する時間帯は、名鉄岐阜発で9時43分から14時14分、三柿野発で10時20分から14時50分までで、定期的な通学客が見込まれる15時台以降は改正前と変わらない。

短縮変更することで、三柿野~新鵜沼間での毎時本数は急行2本普通2本の計4本だったのが普通2本だけになる。二十軒、苧ヶ瀬、羽場、鵜沼宿は本数維持だが、名電各務原や新鵜沼へは本数が半減する。幸い、名電各務原駅は道路を挟んでJR高山本線の各務ヶ原駅がある。
名鉄岐阜での名電各務原方面への発車時刻は28、58に対し、岐阜でのJRの各務ヶ原方面への発車時刻は15、45となっており、ずれている。つまりJRも含めれば、それほど不便になってない。逆方向も見ても、名電各務原発が03、33、JR各務ヶ原発は15か17、46とずれており、JRが09分発となる12時台以外は20分以上開くことはない。

急行では、名鉄岐阜から名電各務原まで22分、新鵜沼まで26分だったが、普通だけになったので、それぞれ24分、31分となっている。名鉄岐阜~新那加は急行でもデータイムは各駅に停車するので、所要時間増は2分となっている。一方、JRの岐阜から各務ヶ原までの所要時間は16分と名鉄より優位だが、蘇原で交換があると22分と名鉄と変わらなくなる。
急行運転を行っていた新那加~新鵜沼で見ると、普通列車で統一することで所要時間が5分増となる。ただ、対犬山線で見た場合、犬山線急行との接続時間が7、9分と、各務原線普通と犬山線特急の接続時間より5分くらい長い。つまり急行運転での時間短縮分をペイしてしまう。なお、新那加~三柿野間は、急行が普通に格下げした形となるので、同九区間唯一の急行通過駅である市民公園前では、データイムの停車本数が毎時2本から毎時4本に増えることになる。

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