今日は、神奈川県内の改修された駅の駅巡りと、京急ミュージアムに行くことにした。
まず、新宿に行くために上野東京ラインで東京へ、偶然停まっていた185系『踊り子』修善寺行を撮影してから中央線快速で新宿へ向かった。
新宿で京王に乗り換える前に、大江戸線ホームへ行くことに。大江戸線は運転士からコロナ陽性者、濃厚接触者が合計15人も出たため、今日から3割減の暫定ダイヤとなっている。ホームに降りたら、六本木方面が出た直後で次の列車まで10分待ち、一方光が丘行は5分空きとなっていたから、10分間隔と5分間隔が混在していることが判明した。後で調べたら、全線通しが10分毎、清澄白河~都庁前~光が丘が30分毎体制で、光が丘方面と南半分が毎時8本、北半分が毎時6本となっていた。
新宿から特急、調布から快速と乗り継いで、橋本へ。相模原線内では各駅に停車しても、最高速度は110キロと本線特急並みのスピードを出す。橋本駅は高架なので、新宿寄りからはリニアの工事現場を見渡すことができた。
相模線への接続は悪く、20分以上の待ち時間、橋本から3つ目の番田駅で下車する。番田駅は2018年に改修され、シックな事務室からの上家が簡易Suica改札とベンチを覆う作りになった。トイレは別の建物として階段下にある。跨線橋に隣接するエレベーターは駅改修前の2013年に増設された。
その2つ隣の下溝駅も2016年に建て替えられ、番田と同じようなシックなものになった。片面ホームなので、ホームから駅舎、駅舎から外へはスロープが整備されている。スロープの途中には昔懐かしいホーロー製の駅名標があった。
下溝の隣の相武台下も駅舎がリニューアルされた。その時期は2016年7月と下溝より1か月早いだけだ。以前は跨線橋を降りたら木造駅舎があったが、リニューアルで撤去、上屋に覆われたベンチを囲むように事務室とトイレが建てられた。ベンチの部分は外から見ると、駅名の書かれたコンクリート壁で覆われている。
海老名で相模線から相鉄に乗り換え、その途中の連絡通路では4か月後に開業を控えたロマンスカーミュージアムの工事を行っていた。入り口のロマンスカーモックアップは骨組みがほぼ出来上がっていた。相鉄の海老名駅構内も工事中で、小田急の改札から相鉄の改札まで遠回りする羽目になった。当初は3月に橋上駅舎ができる予定だったが、コロナ禍で遅れているようだ。
相鉄の特急で大和へ、2分乗り換えで小田急江ノ島線の普通に乗り継ぐ。藤沢では6分停車、後続の快速急行に追いつかれる寸前に発車する。スイッチバック構造も相まって、東武アーバンパークラインの柏を見ているようだ。終点の片瀬江ノ島は今年7月末に駅舎が建て替えられたばかり、前の駅舎とは違う竜宮造りとなった。改札を出てすぐ目に入るのはクラゲの水槽、上に目をやると大きな龍が刻み込まれていた。駅舎の中にはセブンイレブンが入居しているが、営業時間は8時~20時までと比較的短く、お土産屋としての意味合いが強い。駅前の道路はポールで1.5車線になっており、普通のクルマはすれ違いにくそうだった。
弁天橋を渡った後、北上、江ノ電の江ノ島駅前を横切り、モノレールの湘南江の島駅へ向かった。湘南江の島駅は5階建てのぼる、コンビニがあった部分も含め、2018年に拡張、駅出口は国道467号線の交差点に面するようになった。改修前は1階店舗、2階学習塾、3階歯科だったが、改修後は3階クリニック、4階歯科となり、1階と2階は空きテナントだった。5階改札の先にはルーフテラスが整備され、江の島の街の景色が楽しめるようになった。大船で横須賀線に乗り継ぎ、横浜へ向かった。
京急ミュージアムに着いたのは、14時23分、整理券配布開始まで20分以上あるのにも関わらず、24人が並んでいた。その後も列ができ、整理券配布の頃には定員50名ギリギリといった感じだった。整理券配布は、シミュレーションと車両工場の抽選に参加するかしないかで分かれ、参加しない人は参加する人より5分程早く入ることができた。入る前に京急の金太郎飴をもらった。無料だというのに大盤振る舞いだな。
エレベーターに入って、すぐ目に入ったのがHOゲージによる京急ラインジオラマだ。他所のジオラマと違って、複線エンドレス+大師線のシンプルなものだが、沿線の光景がよく再現されている。品川、川崎、上大岡、三崎口、横須賀中央、金沢八景、横浜、蒲田という並びになっているので、多摩川が蒲田の吞川になったりしている。蒲田からは空港線が分岐しているがNゲージで遠近法を強調している。品川駅近辺はE231系の山手線、品川バスターミナルといった過去の遺物があり、品川駅自体も地平化で過去の遺物となる。ミュージアムがオープンした頃のジオラマだと割り切った方がいいかもしれない。三浦半島もクオリティーが高く、海岸沿いはもちろん、内陸のキャベツ畑までよく再現されている。上大岡の京急百貨店の中では京急フェスティバルが開催中でスーパーベルズがライブを行っていた。久里浜工場は、ジオラマでは全国唯一だと思われる車両保守を表現したところだと思われる。品川に秋田物産館のなまはげがいたり、小ネタも多いのだけど、それを知らないとね。
ジオラマ横のデハ236の車内では、京急の歴史を資料とパネルで展示している。車内中づりには、谷津坂から能見台、10両編成運転の案内といった昔のお知らせを展示している。大まかという感じがするのは、スペースの兼ね合いがあるから仕方ないのかと。それはともかく、川口で錆びていたデハ236をよくあそこまで綺麗にしたなと。その横には京急グッズの物販があった。
運転シミュレーションの入門コースは、快特の堀ノ内→京急久里浜で小さな子でもできるもの、初級コースは急行の立会川→京急蒲田、快特の京急長沢→三崎口、中級コースは普通の京急東神奈川→日ノ出町、急行の杉田→金沢八景、急行の大鳥居→羽田空港で、一般向けになっている。大鳥居→羽田空港は穴守稲荷付近を除いてトンネル区間だけど。鉄道ファン向けの上級コースは普通の京急蒲田→八丁畷、普通の汐入→京急田浦、特急の神奈川新町→京急川崎になっている。神奈川新町→京急川崎は一見簡単そうに見えて、何か罠があるのだろうか。
横浜からは、京急と上野東京ラインを乗り継いで帰宅した。
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