この間、テレビでやってたのをちらっとだけ見た。義務教育の廃止を唱えた西川先生の発言「腐ったみかんと一緒にいると腐る」は、表現のしかたが悪かっただけで、合ってると思う。大人だって(といっても僕自身が見渡した範囲で)、人は周りに作られる部分がある。子供ならばなおさら、腐ったみかんの悪影響を受けやすいと考えてはいけないか。
その中で、韓国の飛び級制度の実例として紹介されていた子供がすごい。去年7歳で大学に合格して、今年3月に入学の8歳。物理学など勉強していて、翼もエンジンもハンドルも(?)ない「空を飛ぶ乗り物」を作りたいのだそうだ。「重力を抑えることができれば可能だと思う」かなんか言っていて、さすが神童と恐れ入りました。
重力とは何か、ということが分からなかったとしても、たぶん、重力に逆らうためには同じだけの反力がいるだろうということは前提として組み込み済みだと思う。その力をどこから持ってくればいいかは重力の仕組みがわかれば解決できるかもしれない問題で、今それを考えているんだろうなー、と。
産業革命を超える人類史上最大の発見は、待望の韓国起源となるか。こうして可能性を持つことができるのは、韓国がやってる特別な教育制度によるところが大きいというわけ。それを番組は言ってた。上に行きたい人の道が開かれていないことを指摘しているだけで、下の話なんかしてない。腐ったみかんの相手をしている暇はないのだと。でも腐ったみかんは、無視していてもなんのかんのと言いがかりをつけてくるのが厄介だ。かといって腐ったみかんを離しておくと人権問題に絡まってうるさいから、全部が腐ってしまう前に秀逸なみかんのほうを離しておこうって。手遅れだったけど。…???
しかし、重力に逆らって結局何になるのか。こうして自分が生きていること自体にはどれほどの意味があるのか。宋幽根君がこんなところに行き着かないで、まっすぐに物理学の研究を続けてくれることを願う。
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