少子化対策として女性の社会進出を推進する猪口大臣だが、女性が掲げる、男性に求める「三高」(高身長、高学歴、高収入)の条件は変わらず、視野からはずれる「自分より収入の低い男性」が増えることが状況を悪化させるという指摘は無視している。
悪名高きヒトラー率いる第二次世界大戦前のドイツ。少子化対策の切り札は「女性は家庭に!男性は職場へ!」だったのだそうだ。そして成功した。ヒトラーを全肯定するつもりはないが、ヒトラーだからこそできた壮大な社会実験だったと言え、その結果まで否定する理由はない。
台風のエネルギー源である水蒸気の供給を断つため、広範な海面一帯に油をまく提案がある。ところがこれは、供給が抑えられた場合に台風の勢力はどのように変化するか、ということを計算機上でシミュレートするだけのもので、まさか実験するわけにはいかないから、現在のところ最も現実の仕組みをよく表しているとされるモデルが実際に正しいかどうかを検証することはできない。実験ができれば早いのに、恐らく正しいであろうということを示すためには、無数の間接的な裏づけを集めなくてはならない。めんどくさ。実験さえできたら結果が活かせるのに。
だけど、実験結果を顧みず、真逆の方針で同じ結果を目指す世界もある。
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