為替相場の変動のこと。日本円とアメリカドル。これが普通の動きでしょう(日々変化するリンク先だけど、たぶんこれからも普通の動きを続けると見込んでいる)。韓国ウォンとアメリカドル。この動きはずっとおかしい(日々変化するリンク先だけど、たぶんこれからも変な動きを続けると思うので)。
一年ほど前に話題になった「ワロス曲線」が、いつまでも続いている。輸出産業に打撃を被るウォン高を嫌う韓国銀行が自動介入を始める線とやめる線が、その日の取引を少し見たらすぐにわかるという。前日の終値からいったん上がりだし、ある線とある線の間で数回の上下動を繰り返し、午後は少し安いところで数度の上下をするパターンが猫の姿を表しているような定型的な取引が、ずっと行われていた。どこかの巨大資本に利ざやを吸い取られているのが分かっていながら他に打つ手がなくじりじりと赤字を重ねているともいわれる。
しかし、打開策はあった(これ)。
「外国為替市場に介入する余力は十分なのか」という質問には「韓銀は無制限の通貨発行力を持っているから、財源がないということは話にならない」と言い切った。
ずいぶん赤字を抱えているみたいだけど大丈夫なの?といった質問に対し、中央銀行の重役が「お札を印刷すれば大丈夫」って。一時的には回復するかもしれないけど、そんなことをしたらアメリカの猛反発を食らうし、コントロールを誤ったら一気にハンガリーの10垓ペンゴ札みたいになるおそれもあることは当然に承知しているはずだが、いったいこの発言は…。
ここに新解釈が登場。「無制限の通貨発行力」は、韓国ウォンとは限らないという説。とかいって面白がってる場合か。国がつぶれるんじゃないか。それに日韓の協定があって、いよいよ危なくなったら日本もずいぶん支援金を出すことに決まってるらしいよ。
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