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運動不足は健康の大敵

小学生が特許を取得

2006年11月23日 | ブログ

 詳しくはGoogle先生で。gooニュースとか。

 この山本良太君の紹介記事が、今朝の読売新聞にあった。小学3年生のときに出願したそれだが、三年経って審査拒絶の通知書が届く。そして

母親の千恵子さん(46)と特許庁を訪れ、「人助けのための発明です」と約1時間、審査官に"直訴"。「認めます」の一言をもらった。

 さわやかなニュースかと思ったら、どうもさわやかでない様子が目に浮かんで仕方がない。審査官から「天狗になってはだめですよ」と忠告されたことが記事に盛り込まれているあたり、記者も中立的な立場を取るよう頑張ったな、と想像する。なんでそんなことになるかといったら、お金の問題も大きかったのだろうか。検索したら"特開2005-143568 忘れ物防止装置"で早速載っていた。

 出願し、書類に不備なしとなって審査請求をし、計20万円近くのお金を出したところで

1 自然法則を利用した技術思想か
2 産業上利用できるか
3 出願前にその技術思想はなかったか
4 いわゆる当業者(その技術分野のことを理解している人)が容易に発明をすることができたものでないか
5 他人よりも早く出願したか
6 公序良俗に違反していないか
7 明細書の記載は規程どおりか

 このへんのどれかに引っかかったら「拒絶理由通知」がいきますよと。それに対して2とか3とか意見書・補正書で解消できるものはなんとか理由付けして審査しなおしてもらう。ここで母親の千恵子さんが「審査官を小一時間問い詰めたい」と…。よく頑張った。審査官も一時間よく頑張った。特許の裏で、みんなとてもよく頑張った。

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