あわせて椅子も買ったほうがいいと思うし、設置前に床に緩衝材を挟んだほうがいいと思う。薄めのスタイロフォームを切った上に木の板を敷くとかしないと、鍵盤の衝撃で床をたたく音が太鼓のように響き、一階に設置しているのに真上の二階がぽこぽこうるさいのは家の構造のせいか。
それはともかく、今まで手持ちのイヤホンを使うことが多かったんだけど、初めて専用品のヘッドホンを使ってみてびっくりした。いやいい音がしますな。もともと送られてくる音は一緒でも、再現する力が違うものなのだなと。低い音はわずかに左寄りから、高い音はわずかに右寄りから聞こえてくるのが、そうとわかって聞いてみればイヤホン(一見きちんとしている)でもそう聞こえるんだけど、ヘッドホンを使うまで気がつかなかったからには、素人でも判断できる性能差である。これはすごい!
それで、このヘッドホンを使ってスマートフォンで普通のMP3ファイルを流したら、先述のイヤホン(スマートフォン付属品。少なくとも高級品ではない)で感激したのが馬鹿らしいくらい、いろんな音が聞こえる。
もう何年も前から世の中にヘッドホン商品紹介記事があふれていた気はしている。そこで力説されていたのはこういうことだったのか。今知った。
YouTubeで若干音質は落ちるけど、Junior Wells の Shake It Baby のドラムを聞き比べてみるのもいいよ。
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