なんと、アルミリムが裂けた。家の近くだったのが幸い。まず空気を入れて、出発直後、20mほど進んだところで後輪に何かが挟まってこすれる音がし、ここで裂けたんだな。慌てて降りてタイヤに目をやった瞬間に、拳銃発砲事件みたいな音がして白いほこりが舞うのを見た。
パンクは大きな問題ではなく、リムがどうにもならないことをすぐに悟った。16年にわたって3万2千kmを共にした自転車ともこれでお別れだ。通勤以外にほとんど使わないのが常だから年間走行距離がせいぜい2千kmと見込んだもので、正確ではないが取るに足らない誤差だと思う。大変お世話になりました。
バルブのそばだから、タイヤレバーで無理にこじったせいではない。レバーを当てたこともなさそうな場所で、ここが弱った理由があるとすれば、溝に落ち込んで力ずくで復帰した時(去年)に傷んだのが、その場所は定かでないけどもっともらしい推定の一つである。普通に乗っているだけで起こるトラブルとは思えない。
後輪を修繕・交換することができるのかどうかわからない。できたとしてもどうせ安物一台分の値段を超えてくるだろうから、もう安物に買い換えることを考えている。あるいは、もう通勤をやめるわけにはいかないかな…。
「リムは折れても心は折れへん!」ドボォ!
折れた。
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