成長につれて魚の呼び名が変わっていく様子を出世になぞらえ、そうしたものを「出世魚」と称す。
具体的に、何の階層をイメージしたのだろうかとちょっと考えた。平社員から社長まで。ずいぶん下世話な発想だな。見習いから棟梁まで。極端にいえば師匠と弟子の二段階しかない師弟関係のようで、そんなに出世してる感じがしない。三曹から幕僚長まで。出世しすぎ。序の口から大関横綱まで。頑張ったなー。足軽から大名まで。ちょっとイメージがわきにくい。黒から紫まで…って、冠位十二階だ。暗がりで見たら分からない。
とりあえず、そういう序列ははるか昔からあったっていうことに気がついた。そういえば小学校で習った。なんとなく、いろんなことがどうでもよくなった。