1500mクラブ

運動不足は健康の大敵

C60(フラーレン)

2007年03月23日 | スポーツ

 炭素原子が60個結合した分子「フラーレン」が発見され、いち早く登場したのがボウリングの球。表面にフラーレンがコートされたNanodesu Accu-Line 2はすでにシリーズ14作目なのだそうだ。発売されるどの球も基本的にべた褒め(メーカーのページだし)。だけど、13作目のAccu-Lineだけ変なコメント集がずらっと表示されるところをみると、あの球だけは特別な何かがあるのだろうか、と妙に期待してしまう……けど、いや、別に買おうと思ってるわけじゃないからね。

 長井の眼鏡、Nextensシリーズ。福井県鯖江市の経済を支える眼鏡業者が立ち上げた、産地統一ブランド「THE291」。なんだ、291って。国道291号線の沿線かと思えば、それは前橋から柏崎だっていうし。よく読んだら「フクイ」だって書いてる。なるほどー!まあそれはいいんですよ、それは。注目は、THE291のNextensなのです。新素材「ナノカーボン」の「N」なのです。Nanodesu。

 前にフラーレンのことを書いたことがあったと思ったけど「万博メモ」しか見つからなかった。つまり、C60の分子構造(想像)が、フラーの設計したジオテックドームみたいな形をしている可能性が濃厚(小さすぎて当時の技術では直接観測することができなかった)というところから、発見者が提唱した呼び名が「フラーレン」だったんじゃなかったかと思う。その注目の新素材の民生利用第1号が、ボウリングの球とは…という「とほほ感」に全米が泣いた(うそ)。

 とにかく新素材なのです。なんか欲しいな、と思ったけど、ボウリングの球やおしゃれ眼鏡は僕のキャラクタじゃない。かと思えばフラーレン化粧品って。フラーレン分子が活性酸素を非常に効率よく吸収するって?馬鹿な。分子の細かいナノ粒子がお肌に浸透?…うーん。面白そう。マイナスイオンブームのようなにおいがする。誰かに勧めてみよう。

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