何年も前に、インドネシアの有名な観光地バリ島で購入した、いささか高いアロハシャツがある。ハワイ風の服ですな。ひどく細い糸で仕立てられ、よくこんな薄く作ったなという天女の羽衣のように繊細な生地。暑い夏には涼しげでいいけど、端のほつれも気になるし、去年着て脱いだときに明らかに破れる音がした。ちょっと油断するとこれ。
ぱっと見てどこが破れたかわからずあえて見ないことにしたものの、今年さすがに気がついたね。半袖に指を引っかけたか、縫い目に沿ってけっこうな穴があった。
今どき、洋服を手縫いで補修して着る人がいるものかね、と思いながら縫い合わせていた。簡単に穴が開くほどならあちこち傷んでいてもう捨て時と思うだろう。それが違うんだ。最初からとにかく薄っぺらなんだ。値段ほどの消耗をしてないんだよ。
英語の勉強は後回し。
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