ニスを塗る

　ベニヤ箱を作ったのは、芝肥料まき用品として。口の開き加減でまく量を調整するのだ。けど、そんなの100円の店で台所用品から見繕ってもいいんだよね。中身の見える透明ケースのほうが使いやすいだろうし。ちなみに今までは、手袋越しに握って少しずつ振り出してまいていた。それで不自由はしてなかった。袋に手を突っ込む回数が頻繁でたぶん30回くらい。そのロスなしでまき続けられれば時間の短縮につながるとしても、些細な問題だろう。結局、いらない道具を作ったのだ。初めてミシンを買った人が面白がって身の回りの布グッズを作りだすさまによく似ている。

　外で使う、外に置いておくものだから、ワックスを塗っていない。そのかわり強耐候性をうたうニスを塗った。うっかり素手で作業していたけど、食器洗い洗剤とは訳が違うね。手がツルツルになった。悪い意味でな…。