「SMOKIN'ACES」 ※ネタバレ
断然1の方が面白かった。
今回の方は、映画で言うとシナトラ気取りの
マジシャン、バディの心臓を狙って暗殺者達、大集合。
この人気マジシャン、マジでどうでもいい駄目男。
シナトラ気取るから、こんな目に。
最後の大物であるコーサノストラ(もうすぐ死にそうな)スパラッザが、
バディの心臓を狙って、百万ドルの賞金首にしたものだから。もう。
そして二人のFBI(カラザーズとメスナー)が、この話を入手。
厄介な展開の幕開け。
FBI副長官はアンディ・ガルシア。あんたの方が悪党向きみたいな落ち着いた
空気がとにかく良い。やっぱり悪党は落ち着いた大物が好きだと思ってしまう。
この映画、とりあえず暗殺者の紹介が大事。
続々集まって来る中には、2にも登場する人もちらり。
今回の女性暗殺者は、二人組みで、下の彼女、サイクスと
ペアになって特殊部隊の一人か?みたいな格好で
ビッグママと呼ぶ、どでかい銃(50口径ライフル)から狙いを定めて、
サイクスと連携を取るのがシャリス。この女スナイパーはサイクスが好き。
どうでも良い事を言うと、女の暗殺者やスパイは、
この髪型が好きなのだろうかとばかりに黒いロングヘアのカツラ(笑)
2に出てくる女暗殺者の方が個人的に好き。
どこからどう見ても、雑魚っぽい(すみません)、
クレイジーな悪党です、と言う三人組。はしゃぎ過ぎのトレモア兄弟。
モヒカン頭にギュイーンとチェーンソーみたいなもん持ってくる始末。
この、何の隠し用も無い悪党達のリーダー的存在の彼ダーウィンが↓
何気に美味しい。あっさりと若者をぶっ殺した後、死んだ男の口を
自分の手で動かして、一人二役で会話を始める。
このシーン好きだわ。
それに変装の得意なスートと言う暗殺者・・・彼がめちゃインパクトあり。
なんか地味な顔なのに見たら忘れられないような不気味感たっぷり。
その上、間抜けなヒューゴ(バディのボディガード)本人になりきる変装は
完璧だが、性格変わりすぎ(笑)
そのほか破壊屋アコスタとか。色々。どこもかしこも暗殺者だらけに。
この映画に出てくる、サー・アイビーがクール。
彼は、バディのボディガード役。義理に厚い奴のようだ。
めためた格好良い。珍しくおぉ❤となる。なんだろう。スタイルかな。
また、サイクスと揃うと美男美女と言う感じがして凄く素敵。
この二人が一緒になる絵は かなりツボ。
とにかく、登場人物がぞろぞろ出てくるが、個性豊かなため
見たら分かる範囲なので問題は無い。
バディのいるホテルが戦場になるのだが、まあ守備良く
撃って撃って撃ちまくって、派手にやる。
だが実際、サイクスは活躍をするかといえばしない。
FBI二人のうちの一人カラザーズが死んだ事をうけて、相棒のメスナーが
激怒し、この人の行動を追っていくと、暗殺者とか、マジシャンとか
どうでもよくなり(笑)、メスナーの物語として幕を閉じて行く感じが。
とにかくこのマジシャンの駄目っぷりと言ったら無いw
とても、あたし好みの素敵な映画だったまた見る
2007年
監督 Joe Carnahan
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