
天皇陛下の退位に向けた政府の有識者会議の論点整理がまとまり、国会で論戦が始まった。論点整理は今上天皇一代限りの退位を特例法で定める安倍政権の方針を強く後押ししたものだった。だが、“菊のカーテン”の裏で逆襲にあい、安倍政権は“ご意向”に怯えているという。
「当然、必要であれば改正いたします」
1月26日に開かれた衆院予算委員会で、細野豪志氏(民進党)から皇位継承や女性宮家創設を含めた皇室典範改正について問われた安倍首相はこう踏み込んだ。
「特例法ありき」だった方針の転換ともとれる発言だけに、周囲を驚かせた。裏で一体、何があったのか。
(中略)「官邸では陛下の御歌が深読みされ、恐れられています。邯鄲の連語として『邯鄲の夢』という故事が有名で、出世を望んだ青年が中国・邯鄲で出会った道士から栄華が思いのままになるという枕を借り、仮寝をすると、栄枯盛衰の50年の夢を見たが、覚めればつかの間のことだったという内容です。安倍首相が権力の名をほしいままにしているが、長い歴史の中では一時。『これは陛下からの政権に対するメッセージではないか』という噂が永田町で広がっています」
国会での論戦でも安倍首相は押され気味だ。
1月23日、衆院本会議の代表質問で登壇した民進党の野田佳彦幹事長が「国民の多くが特例法よりも皇室典範改正による退位の恒久制度化を求めている」と迫った。
首相側近の自民党議員はこう舌を巻いた。
「正直、かなり踏み込んで、よくできた皇室典範改正論で迫力があった」安倍首相はこのとき、「検討をさらに進める」と言葉少なだったが、3日後には前出の発言に転じた。
皇室典範改正論を巡る民進党の強気な姿勢を政府筋はこう解説する。
(中略)
自民党幹部も「皇室は野田氏にはかなり親しみを持っているようだ」と警戒する。野田幹事長が主導し、民進党は昨年12月、女性宮家創設を含めた皇室典範改正を求める論点整理を発表。代表質問でも野田幹事長は「官邸と皇室、宮内庁は、しっかり意思疎通できているのか」と語気を強めた。
安倍首相は内心、民進党の一連の動きに「腸(はらわた)が煮えくり返っている」(前出の政府筋)という。(以下略)
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政治 やっぱり「政争の具」になった退位問題 天皇の「ご意向」に怯える安倍政権
安倍は少しずつではあるが天皇を恐れだしてきた!油断できん部分はあるが安倍をほぼ完全にぶっ潰せるかもしれないな。
ジョギングしてました。京母ちゃんが新しい靴準備してくれた・前にはいてた灰色と黒い靴より軽かった。でも初めて履いた靴だったのでその分遅かったが。距離3.8km+2.5km+ブロック飛び30回x2.明日グラウンド練習です。おやすあみなさい。
