コブトー農園のやまぶどうレポート

山の中の小さな畑から、手探りのやまぶどう栽培の様子をお知らせします。

気づかなかった

2023-05-19 22:13:00 | 日記
 気持ち悪い写真ですみません。
 苗木には順調に育つものと、そうでないものがありますが、昨年の春に植えたものの中に、特に成長の悪いものがありました。
 秋になって他の木々が葉っぱを茶色くする頃、一本だけ突然真っ赤になって枯れたものがありました。
 見た目には特に異常もなく、そんなこともあらーな、くらいにしか考えていませんでしたが、ふと引っこ抜いてみたら粗皮がペロリと剥がれ、中には大穴が空いていて、太さたったの1cmの枝の中に、長さ4cmの蛹の抜け殻が!(気持ち悪くて写真は撮り忘れた)
 ヤマブドウについて色々と教えてもらっている岩手の栽培者に相談したところ、「コウモリガだね」とのこと。
 気づいていれば助けられたかどうかはわかりませんが、何か悔しい。
 皮むきは大切だなと思った瞬間でした。

230412春先にやること

2023-05-18 20:37:15 | 日記
 春先、虫が動き出す前にやることとして、“皮むき“があります。上の写真は皮むき前の様子。
 ぶどうの樹皮は、少し太くなるとパリパリ剥がれるようになりますが、その内側に、越冬した虫やその卵、カビなどが隠れていることがあるそうです。
 「自然の姿だから無理に剥がさない」という生産者さんも、「被害のリスクをあらかじめ回避する為に徹底的に剥がす」という生産者さんもいます。どちらが正解なのか、ブにはわかりませんが、取り敢えずリスク回避派の立場。何故か?は、次の記事で、そんな心境に至った経緯を報告します。


 剥がした後はこんな感じ。


 そして剥がした皮は、その辺に捨てず、必ず集めて焼却処分。今はまだ木の本数が少ないので、それほど大きな手間ではありませんが、今後は面倒を見なければならない木が増えていくので、さてどうするか?



230401やまぶどうの芽吹き

2023-05-17 22:26:00 | 日記
 ここ、群馬県東吾妻町にも少し遅めの春がやってきました。写真はやまぶどうの新芽がプックリふくらみ始めた様子です。

 こんにちは。コブトー農園の「ブ」と申します。

 「ブ」って何だ?

 「コ」と「ブ」と「トー」の3人で長い間耕作が放棄されていた農地を再開墾。だから「コブトー農園」。山の中にある小さな農園ですが、そこで「ブ」がやまぶどうの商業栽培を目論んでいます。
 このブログでは、見よう見まねというか、手探りというか、ド素人が取り組むには少々無謀な挑戦の様子を記していこうと思います。
 再開墾を始めてから4年目ですが、ブログの内容は、色々と時間を遡ったり、やまぶどうから脱線したりすることも多いと思いますが、暇で暇でしょうがない時など、ちょっと立ち寄っていただけると嬉しいです。