こだわり商店 店長ブログ

店長が食べて美味しいな。好きだなーって思った食材を集めたお店です。

夕方の某番組の激安スーパー特集を見て

2014-02-01 | 店長の感じた事

今とっても美味しい苺が入荷しております。



群馬伊勢崎の松村さんの『やよいひめ苺』です。598円で販売中です。


タイトルにも書きましたが、夕方の某番組で『激安スーパー特集』なるものを良くやってるようで

ちょっと前に自宅に食事に帰った際に見ることが出来ました。

それはそれは激安で、タイムサービスに並ぶお客様の長蛇の列。

開始と同時に入り乱れてのジャガイモ、たまねぎ、人参の詰め放題から始まって

魚の詰め放題だったり、もう異常なほどの大混雑の映像が流れます。

私が以前店長をやっていたスーパーはまさに安売りをガンガンやっておりました。

なんだか昔の自分を見ているようでこっ恥ずかしい感覚になったりします。

大混雑の映像から今度は「この安さのヒミツは!!!!」ってテロップが流れ

青果のバイヤーが市場で仲卸と話している映像が流れました。

バイヤー「まいど。あのさ、これ残ってんだろ?負けとけよ。どうせ残ったって仕方ねーだろ。負けとけ負けとけ。」

仲卸「◯◯さんには頭が上がらないからな~wwわかりましたよw」

といって、とある野菜を5ケースを二束三文で仕入れることが出来た。

「この強気の交渉がこのスーパーの強みなんですね-」ってナレーションが流れました。

スタジオではアナウンサーたちが「いやー素晴らしいですね。あの安さは!」ってコメント。

激安スーパーを否定するつもりは毛頭ないのですが、こういう映像流しちゃう番組は好きじゃありません。

「こんなのどうせ残るんだから負けとけ」って言われているその野菜を一生懸命作られた生産者さんが可哀想過ぎる。

市場の中でどうしても売り残るものを”拾う”という行為は昔から良くあるし前のスーパー時代に良くやってもいました。

それは残るくらいなら売りさばけばロスにもならないから良いのですが

そういうのを持て囃して放送するのはやめて欲しいなと思った次第です。

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