こだわり商店 店長ブログ

店長が食べて美味しいな。好きだなーって思った食材を集めたお店です。

日本農業新聞の反響

2009-05-20 | 店長の感じた事
日曜日の日本農業新聞に当店が紹介された事は前回お知らせしましたが

私自身まだ現物は見てませんでしたが、本日お客様がコピーを持って来てくれました。

記事内容が本当に私の伝えたかった事がしっかりとまとめて頂いてあり

もの凄く嬉しかったです。取材して頂いた日本農業新聞様ありがとうございました。

これからも宜しくお願い致します。

その反響で問合せがいくつかあり、その中でも一番最初に連絡を頂いた

御浜柑橘さんからメールを頂きました。

私もこの商売を始めて全国の生産者の皆様とお話しする事が多くなりました。

その生産者の多くの現状がこのメールに詰まっていると感じ

メールをこのブログで転載する事を了承していただきました。

以下がそのメールです。

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安井 浩和様

突然のメール失礼いたします。

先ほどお電話にてご連絡させていただきました、

三重県御浜町の有限会社御浜柑橘です。

昨日、日本農業新聞を拝見させて頂き、感動いたしました。

販売をする人(消費者)が生産者のことを考えてくれていることに・・。

今までは、生産者が作った農産物を市場経由で小売店での販売。

商品の苦情も来ないがどこで販売されているのかわからない。

苦情がないのではなく、途中で消されてしまっていた。

いい意味でも、悪い意味でも消費者の声が届いていなかった。

私は59歳、男4人の孫がいます。

私もみかんを3ha栽培している生産者であり、先代からの販売も手がけて

います。

自己産物だけでなく農家からの市場向けの委託販売をも行っています。

近頃は、おいしいみかんをジュースに、また、加工品にとこだわりを持って

作っています。

今までのように、農家が生産した農産物が市場を通して販売する時代が終わったように思います。

消費者に迎えられる生産物、消費者を度外視した生産物ではだめだと思います。

生産する方の自己満足?今の年配の農家の人では時代について行けない頑固な部分があります。

例えば、今のようにいろんな農産物が輸入されている現実。

昔は昔・今は今。現地では『消費者あっての生産者』との事を話すのですが、

なかなか理解を得ることが難しいのです。

簡単に言うと、消費者の求めている生産物を作ればよい。

みかんなどは外観中心から味がよければOK。

そのために、光センサーも導入しました。

量より質で農家経営が出来るようにしていかないと、高齢化の問題で農家が

極端に減る時代がやって来ます。この地域も5年先は読めません。

理解できた農家だけでも有利な販売につなげたいのです。

この産地の特徴は尾鷲が近くで雨量が年間3000ミリ近くと他産地に比べ倍近くの雨量です。特に早期の酸抜けがよいのが特長です。

インターネット、ダイレクトメールでの販売もやっていますが、思うように伸びません。

良い商品だけでも知って頂くアンテナショップかテナントが必要になってくると感じています。

だから、私は期待しています。

いろんな商品を後日送りますので検討して頂ければ幸いです。



これからも御浜柑橘をよろしくお願いします。

御浜柑橘
http://www.mihamakankitsu.jp

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当たり前の事ですが生産者が消費者を考える時代になりつつあります。

改めて当店は生産者・販売者・消費者の3者が

WIN・WINの関係になれる事を目指します。


今日もブログを最後まで読んで頂きありがとうございます。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
世間は狭いですね (NPO紀州熊野応援団事務局)
2009-05-25 21:04:06
御浜柑橘さんの社長さん、弊NPOの会員でした。

今後ともよろしくお願いします。
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