宮城からの電話、そして私達の使命

地震、そして津波の被害が甚大な宮城県には

多くのお仲間さんがいらっしゃいます。

毎日生存の確認をグーグルパーソンで確認しては

まだ出てない。直接電話するにはまだ早いのでは、、

親族さえもまだ生存確認が出来ていない時期に、

電気さえも通ってない、携帯の充電も出来ていないだろうし、、

毎日がむず痒い状態でした。

昨日お昼にふと携帯がなり画面を見ると宮城県南三陸町の

お魚の生産者の山内さんからでした。

余りにもビックリしてしまい

「だ、だ、だ、大丈夫ですか？？？？」と慌てる私に対して

「いやーーやばかったっすよ。５分遅れてたらやられてた。ははははは！！

一瞬で店と自宅全て持ってかれちゃいました。はははは！！

あ、でもね。すぐに復活するんで待ってて下さいね。」

何だか私が励まされてしまいました。なんて強い人なんだろう。

本当に嬉しくて嬉しくて涙が出てしまいました。

そして、夜の７時ごろに今度は宮城県登米市のお米の農家の阿部さんからも

携帯に連絡がありました。

前回のブログにも書きましたが無事を確認出来ていなかったので

嬉しすぎて

「ああああああああああ、良かったーーーーーーーーーーー。」との私の声に

「ご注文頂いたお米をお送りする事が出来ず、誠に申し訳ございません。」の第一声。

本当に涙が出ました。そして尊敬しました。

このお二人は私にとって本当に大事なお仲間なのです。

そのお仲間の生の声を携帯ですが聞く事が出来ました。

そしてこのお二人から頂いた言葉は私にとって一生忘れられません。

二人から「復活するまでもう少し待っててください」と言われました。

この言葉を私は『それまで商売気張れよ！！』と言われたのだと感じました。

ガンガン売上を上げて、復活した生産者に胸を張って

「おかえり」と言える商売人でありたい。と思います。

現在東北の経済がストップしてます。

日本の経済を小さいながらも私達が支えていかなければなりません。

何故ならば東北の彼らが復活する為の糧（景気）を

我々が稼ぎ出さなければならないのです。

だからこそ、ガンガン売り上げて、利益を上げて

ネットワークを広げて行かなければなりません。

広げたネットワークに復活した彼らの生産物を乗せ

日本全国に届けられるだけでなく、世界に届けられるような

ネットワーク作りが急務だと思ってます。

まずは小さな事でも良いからスタートします。

もちろん節電はしなければなりません。

節電をしながら少ない時間で今まで以上の実績を出す方法を

出していかなければなりません。

当店も既に昨日受けた宮城からの言葉を胸に

『長崎五島』と再度打合せをスタートしました。

再来週からお魚をスタートさせるべく動いております。

そして、都内に牛乳、パン、納豆が足りない現状。

私のネットワークで来週は潤沢に揃えて見せようと気合を入れてます。

五島、そして珠洲市にご協力を御願いしております。

このブログを読んでくれている皆様へ

限られた中で経済活動を強いられております。

今の現状は今までの常識とは違う事が起こっております。

だからこそ、今までとは違う動きが出来る時でもあります。

仕事を違った趣向で取り組む事も許される時だとも思えます。

私の店もこれからガンガン動きを付けてエッジをきかせていこうと思ってます。

そして、ドンドン外食します。

今は計画停電の影響で外食産業が大打撃の現状です。

外食産業さんには失礼ですが、今はガラガラなんです。

今まで並ばないと食べれなかった店、予約さえも取れない店が

かなりハードルを下げて営業をされている現状です。

行かなきゃ損です。家族・親族・友達みんなで食べれば節電にもなります。

この３日間は私の家族は出歩きまくります。

その代わり、私のお金の使い方は店にとって

プラスになる飲食店にしか行きませんが(笑)

とにかく、全てが電気と同じく繋がってます。

今、我々が景気を上げる事で東北の復興にも繋がるのです。

頑張ろうなんて言いません。

『やっちまいましょう。』