季節は立冬を過ぎて小雪という時期に入っておりますが
BLOG内のカテゴリーも少し増えまして
一度少し整理致しました
長年当BLOGに記事を上げておりますと
一旦保留にして他のページに書きおいたものや
タイトルと全く関係の無い内容が追記されたりもしておりまして
暮れに向かう折 整理するなら今しか無いと判断しまして
以前書いた物ではありますが
改めて整理して此処に纏めてUPした次第です
まあ、以前この内容を目に留められた方もいらっしゃるとは思いますが
そこのところは気楽に流して頂いて
一つよろしくという事でお願い申し上げます
#堀の内
先日は午後から新装なった杉並セシオンホールに
郷土芸能大会に行ってまいりました
お囃子や里神楽、華鼓の演奏
そして柳亭痴楽さんの弟子信楽さんの落語
ご当地にちなみまして「堀の内」
粗忽者の妙法寺詣でって奴ですね
今は二つ目だそうで
目指せ真打ちってところですか
可笑しかったのは師匠四代目痴楽さんのネタ
昔山手線の駅を一つずつ洒落て
ぐるっと一周していくのがあったんですが
もう今はそのネタ使えなくなったそうで
何故かというと「高輪ゲートウエイ」なんて
洒落にもならない駅が出来ちまったからだそうですw
で、そのあと「堀の内」の話に乗っかりまして
粗忽者は話の通り晩秋の妙法寺詣に
晩秋の境内は良い感じでした
いやどんどんと良い風情も無くなっていってしまいますな
そうそうつずり方教室じゃありませんが
昔覚えて得意になって歌っていたこんな曲も
もう変えなくてはいけませんね
高輪ゲートウエイですか
恋の山手線/小林旭
#免罪符
なんですな身に着けた芸って奴は
思わぬ時に効力を発揮しますし
究極の修羅場に思わぬ助けにもなります
私自身も数年前に倒れた時のリハビリに於いて
思わぬ恩恵をこうむりました
その時はリハビリ担当医からも「いや、さすがドラマーですね
普通では考えられない左右と手足の連動です
これなら回復も早いんじゃないでしょうかね~」等と
有難い言葉も頂いた事もありました
これはミュージシャンに限らず
何か手に職を持つというか一芸に通じるといった
そういう特技を持ってる方々はいざという時に
それらが思わぬ力を発揮する
そんな事もあるようです
今年も寂しい事に知り合いも何人かが他界しましたが
聞く処に依りますと
亡くなられた方は数日を経て
三途の川で奪衣婆(だつえば)に衣を剥ぎ取られ裸になり
最終的に閻魔大王の前で生前の善行と悪行を計られ
地獄界に行くか天国に行くかを裁定されるようですな
まあこんな時期に閻魔大王の話も
何かなとも思いますが
勿論その場で嘘等つけば
「舌を抜かれる」なんて昔から言われておりますし
聞かれた事に正直に答えて裁定を待つというそんな状況でしょう
そこへある日
色恋沙汰や金銭問題で数々の過ちを犯し
命を落とした噺家が引き出されて参ったそうなんですな
勿論当然地獄行きてな訳ですが
なんですか...ね
閻魔大王も沢山の裁定で多少飽きていたのかもしれません
その噺家に思わずこんな事を言ってしまった訳で
「お前はこのままだと地獄に行く事になるが
生前お前は噺家だったそうだな
今までに多くの人をその話芸で笑わして来たのであろう」
「ならばあそこに羅刹という鬼がいるのだが
き奴は生まれてこのかた笑った事が只の一度も無いのだ
どうだ...あの羅刹をお前の話芸で笑わせる事ができたら
天国行きの免罪符をくれてやるがどうだ.....」
いやまあ、閻魔大王さまがこのような
余興の様な事を言うのかという事もありますが
それを聞いた噺家
おやすいこってという感じで
そそくさと羅刹の側に行き 耳元へ一言二言ゴニョゴニョと....
するってーと羅刹はたちまち大爆笑
これを見て閻魔大王もびっくりしまして
なんとあの羅刹が笑うとはと感心しきり
このように噺家に申したそうで
「いや恐れ入った
あの羅刹を瞬時に笑わせるとは
お前の話芸はたいしたもんだな
約束通り免罪符はくれてやるぞ
で、ひとつだけどうしても聞きたいのだが
あの羅刹を何と言って笑わせたのだ?」
噺家 「いや、来年の事を言ったまでで.」
#山王日枝神社に行ってまいりました
今年は夏も暑かったですが
その夏に上げた記事です
山王神社 中学迄赤坂界隈に住んでたもので
懐かしさもあって付近を歩いてまいりました
すぐ側にあった赤坂溜池山王にある日枝神社
ここは当然以前は鬱蒼とした森になっておりまして
玉虫や鍬方をよく捕獲しに網持って駆け回った場所で
山王祭りや縁日は今でも暑い夏の記憶と共に残っています
普通神社は社殿を獅子や狛犬が護っていますが
昔から此処は一風変わっていて
雄雌の猿が鎮座ましましている訳であります
意味もよく解りませんし こういった社殿の両脇に
見慣れた眷属としての狛犬、獅子、稲荷以外が祀られている事はあるんでしょうか
で,この神社のご利益と言いますか
「何か始めるとき」....つまりスタートの神さまと
地元の爺婆に教わって参りました
理由は....よく解りませんでしたし聞きもしませんでした
ああ、そんなものかと思う位で
で、当時の小学生なら誰でも思い当たる事があると思いますが
丁度異性に対する気持ちも目覚める頃でもありまして
妄想も膨らむ訳で
縁日の夜なんか、好きな女子に会わんかな等と
境内をうろうろしてほにゃなら気分が高まってまいります
当然スタートの神様ですからお願いすればなんとかなるかなと思っておりましたが
結局何も起こらず終了!
数日して婆に聞いてみましたわ
私 「あのね、スタートの神様だっていうから
お願いしてみたんだけど、なんも始まらなかったよ」
婆 「何の始まりを願ったのか知らないけどね
猿だけにエテ、フエテもあるのよね」..
Saori Minami 南 沙織 - 純潔 (Junketsu) Innocent 1972
本日は「おあとがよろしいようで,,,,,」