Comer, beber, y dormir

スペイン、カタルーニャ地方から
日々の食生活、買い物など

あと10日で春

2012-03-12 | compra
日中はすっかり暖かくなり、コートと半そでが共存する
一風おかしな風景のカタルーニャ地方。
少し足早に歩けば汗ばんできそうな陽気でもまだまだ
コートが離せない人はいるもんです。

日もずいぶん長くなり、朝も少しずつ早く明ける、
春はもうすぐそこなんですよ。

そんな今日は月曜日、弁当を作ってオットを駅まで送り、
一週間のはじまりはじまり。
今週はなんとしても落ち着きたい。落ち着こう。がんばろう。

今日の弁当


しゃけグリル
玉子焼き
えびあげと中華魚ボールの煮物
ピーマンとニンジンの炒め物
鶏肉の塩焼き
ごはん&ふりかけ

三月ももうまんなか。早すぎる。

イワシは私の味方

2011-11-17 | compra
庶民の味方、イワシ。
日本では昨年、不漁で高騰したそうですが、
こちらスペインでは庶民の味でございます。
旬の時期になるとキロで500円前後、もっと安くなることもある
いわば大衆魚ですね。

オリーブオイルで鉄板焼き、グリルパンでバーベキュー、
開いて小麦粉を振ってムニエル、ハーブとパン粉で香草パン粉焼き、
小ぶりのものなら酢漬け、と調理方法もいろいろあります。

こちらの魚屋さんでは基本的に魚は丸のまま売っていて
こんな風にしてというと目の前で捌いてくれます。
「3枚に」はならないのですが骨は取って1枚にはしてくれますね。
ただ、時間がかかるのがたまにキズ。すいてる時間に
行かないと、結構な時間待たされます。

スーパーでも魚部門ではこの売り方が主流なものの、
最近は捌いた後の魚をトレーに並べて日本のように
売っているものもあります。



8 尾で 1.9 ユーロ、200 円弱。
捌いてあるので 7.25ユーロ/キロと少々お高めですが。
夫婦二人にはちょうどいい量だし、何せ手間なし、行列もなし。
時間を買ったと思いましょう。

本日の弁当



イワシの蒲焼き
生ソーセージのグリル
インゲン
ロスティポテト
卵焼き

蒲焼きはやっぱりご飯にのせないとね。
週も真ん中を過ぎると息切れです。
出来合い率高し。

11 月のフェリア

2011-11-14 | compra
毎年この時期になると近くの街でフェリアという見本市が開催されます。
食料品から伝統工芸品、家庭用品、サービス系までありとあらゆるブースが軒を連ね、
ワインや特産物のテントもならび、移動遊園地がきたり、小動物の展示があったりと
子供から大人まで楽しめる内容です。
街の大通りには自動車の展示即売会もあり、町中を歩いているだけで楽しいものでした。
今年は会場を分散したようで、ぐるりと全部回るとかなりな距離のお散歩でした。
みんなお散歩好きなので、家族や友だちと連れ立って、あちこちで
あいさつしたり笑い声があがったり、とてもにぎやかです。



いつもフェリアの時期はずいぶん寒いと思うのに今年は暖かくて、薄いジャケットで楽勝。
もう 11 月も半ばというのにあんまりそんな気がしないのは天気のせいでしょうね。

ダンナがチーズ屋さんでチーズを買ってました。
チーズ好き、ワイン好きには楽しいお祭りです。
ワインの新酒の時期がいよいよ到来。
これからはワインの見本市があちこちであるので
楽しい時期です。

本日の弁当

鶏胸肉の炒め物
焼き鮭
豚肉スティック
ジャガイモ甘辛煮
インゲンおひたし

今日のお買い物 - 赤ワイン

2010-12-30 | compra
ここはワインの産地なので近くの山道を少し行けば小さなワイナリーが点在しています。
時間があるときはそういうワイナリーを訪ね、ワインを箱買いするのが楽しみとなっておりまして、
今日も午後にオットとふたり、山道を揺られてきました。新入りジムニーの実力を思う存分
楽しめたお出かけです。今までは小型の普通車 (ルノー クリオ) だったので、4WD は実に快適。
これまでおっかなびっくり走っていた山道もらくらくです。小さなワイナリーを探すにはもってこい!

今日のワイナリーはどちらかといえば寂れた感じのする建物で、広いブドウ畑に囲まれていました。
車は何台かあったもののどれも古く、入口は閉まっており、裏に回るとキャンピングカーが止まっていました。
よく見るとキャンピングカーの小さな窓から光が漏れていて、人影がのぞいたかと思うと手を振ります。
手を振り返すと中からおばあさんが出てきました。言葉は片言。外国からの労働者でしょうか。
なんとか母屋の方に案内してもらうと、そちらには「ボス」と呼ばれる男性がいて、
気さくに建物の中に招き入れてくれました。

古い田舎風の家、鎧戸が下りているからか中は薄暗く、入るとすぐが居間のようで、
黄色い灯りに壁のワインがぼんやり見えます。テーブルには本や書類がたくさんあって、
書斎のような感じでしょうか。小さなドアを開けてとなりの部屋へ通されるとそこはセラーでした。
ふっとかび臭さが広がり、ひんやりとした空気に包まれます。ここまではホラー小説のような雰囲気でしたが
セラーの入口近くには大きなテーブルがあり、そこには200本ほどのワインボトルが並んでいました。
ご主人のお話では、主に大きなワイナリーへの卸しをやっているそうで、そのほかに、一般向けで
マグナムのボトルに手描きの絵を付けたラベルを貼り、外国のマニア向けに販売しているのだとか。
ラベルは人物、動物、風景など油彩や水彩でとても美しく、世界に1本しかないワインになるわけで、
スイスやドイツの人に喜ばれるそうです。

そのマグナムボトルとは別に少量ながら普通の赤ワインも作っているそうで、今回はそれを分けてもらいました。
どうもテーブルの上のでおしまいらしく、希少といえばえらい希少ですね。お味はどうなんでしょう。
ラベルにはご主人の紋章が刻印してあり、手作り感にあふれています。「趣味みたいなもん」なんだそうです。



さっそく今夜、オットと開けてみようとステーキ肉を買い込んできました。
ソースは肉屋のおばさんお勧めのロックフォールで。







今日のお買い物 - しいたけ

2010-12-22 | compra
2 年ほど前からでしょうか、スーパーでしいたけを見るようになりました。
その名も 「Shiitake」。日本のしいたけに比べると大きさにばらつきはあるものの
味も申し分ないし、ちゃんとしいたけです。そして、リオハ産。(笑)



きれいなパッケージに入って、200g で 1.49 ユーロ、日本円では 163 円前後です。
うーん、値段は日本と変わらないくらいでしょうか。
とにかく、しいたけはほんとにうれしいです。それまでは日本から乾物のしいたけをせっせと運んで
使っていたんですけど、生しいたけとはどうしても違いますよね。
戻すのが面倒だったりして用途は限られていたのですが、今はスーパーで手に入るので
お弁当のおかずにしたり、付け合せにしたり気軽に使えます。
1 パック全部フライにして食べたりして。。あぁ、ぜいたく。

こちらではキノコ類はよく食べられるようで、マッシュルームのほかにもいろいろな種類のキノコが出回ります。
特に、秋になると黄色いのやら黒いのやら様々な種類が並びます。見たことのない種類がほとんどだし、
毒々しい色におそれをなしてずっと手を出さずに遠くからながめているだけでしたが、今年は挑戦しました。
あと、今年からエリンギが出てきました。エリンギって日本原産じゃないですよね?
こちらはちょっとお高めななので、まだ生産量が少ないのかもしれません。
あとは、ビン詰めに加工されたキノコではナメコもありました。こちらもそのうち試してみなくては。
さらに、エノキも出回るようになればいいですね。次はぜひ、エノキでお願いしたいです。