Comer, beber, y dormir

スペイン、カタルーニャ地方から
日々の食生活、買い物など

モンジュイックの丘から見たバルセロナ

2011-12-24 | diari
先日寒い寒いと文句を言ったものの、実はいつもの年より
暖かいカタルーニャ地方です。今年はほんとに暖かいですね。
日中、日が当たるところではコートはいらないくらい。

クリスマス前、最後の買い物にバルセロナまで行きました。
ついでにカタルーニャ近代美術館で展示中の
ロバート・キャパの写真展を見にモンジュイックの丘へ。



湿度が高めなので抜けるような青空とまではいかないものの
なかなかの眺めでした。

噴水の前に建った 4 本の柱、うーん。賛否両論あります。

さて、写真展はスペインの市民戦争を記録に収めたもの。
同時期に活動したゲルダ・タロの写真も多く展示されていて
なかなか興味深いものでした。

お昼は美術館の 2 階のレストランへ。



カメラの電池がなくて辛うじて撮れたメインのお料理。

ここは窓際からの眺めが最高で、とても優雅にお食事ができるのです。
ただ窓際は要予約。次回は予約していきましょう。



定点観測:サグラダファミリア

2011-12-13 | diari
昨日はバルセロナまで出かけました。弁当はまたもやなし。
ちょっと時間があったので、早朝、お散歩がてらサグラダファミリアまで行くことに。
今時期はクリスマスの市場が前の公園をぐるりと囲むように設営されています。
この市場はクリスマス用の飾りが中心でミニチュアのお人形やら
もみの木、カガティオという名の丸太の人形なんかが売られています。



サグラダファミリアは着実に成長中。
いつ見ても大きいし、その存在感に圧倒されます。

いろいろと用事を済ませ、夕方すっかり暮れてからカタルーニャ広場へ。



奥に見えるのはコルテイングレスという大きなデパート。
毎年クリスマスの装飾がきれいです。
噴水もライトアップして、木も色とりどり。
経済危機のスペイン、毎日ラジオで Crisis (危機) の言葉を
耳にしない日はないですが、この時期、町は人であふれ、
iPhone 4は売り切れです。(^^;)

アグリャ公園 (マンレサ)

2011-12-09 | diari
今週はオットお休みにつき、弁当なし。
弁当ないとブログもストップ。これだから続かないのね、日記とか。
気を取り直して続けましょう。

カタルーニャを斜めに走る新しい高速道路が開通したので
記念に端から端まで乗ってきました。途中なかなか風光明媚な箇所もあって
いい感じです。全長約67キロ。45 分で到着。なんだ、あっという間だな。
終点のマンレサの町は工業地域だそうで、市内をちょろっと走ったものの
バルセロナから少し離れた大き目の町、ということで特に目新しいものはなし。
もっとじっくり見てまわらないとダメね。

少し街中からはずれたところに人工の池を発見。



カモさんご一行。
左の方で親子連れがポテチなんかあげてます。
いいのか、君たちそんなの食べて。



わー、みんな一生懸命だ。




おーい、カメラさん、アップすぎ。羽がつやつやだ。



おしりフェチな私はこの写真が好きです。



池全体はこんな感じで。

周囲は 1キロちょいってところでしょうね。
ジョギング、ウォーキング組がぱらぱら。
お散歩組も結構いてなかなか賑わってましたね。
このお天気だもん、お散歩もしたくなるね。ほんとに12月か。

池の端にはバルもあり。カフェコンレチェでしばし休憩。
足元には池にいついたネコがお愛想しにきてくれました。
かわいいねぇ。





付添人体験

2011-12-04 | diari
お姑さんが緊急入院。
とても我慢強い人なのでかなりがんばったようです。
お医者から怒られたけど大事無し。よかった、よかった。

さて、こちらの病院事情を少々。
スペインも一応国民皆保険の国です。ただし、混合型。
政府管掌と民間の保険を採用してます。
お姑さんの保険は公務員だった亡きお舅さんの保険なので公務員用です。

お姑さんが入ったのは個室で簡易ベッドにもなるソファ、シャワー、洗面所がついて
日本の私の知る範囲の個室に比べてかなりゆったりめです。
入院した日は夜遅くになってからオットが来るのを待って病院へ。
そんなこんなでオットは実家にお泊りかと思えばそうでなく、
病院から会社へ直接行ったそうです。
まだ検査の結果も出ておらず心配だしね、と思ったら
その夜も帰らないオット。また病院にお泊りでした。
そんなに悪いの??と心配していると
3日目の昼過ぎ、へろへろになってオット帰宅。
どうもスペインでは入院患者に家族が泊り込みで付き添うのが
一般的らしいのですね。特に夜間は泊り込み。ただ、看病といってもブザー一発で
看護師さんがすぐ来てくれるし、もちろんあまりできることはありません。
夜中は看護師さんの巡回が3時間おき、そのたびに検温したり点滴をチェックしたり
いろいろあるので、付添い人も目が覚めます。というか寝られません。
簡易ベッドではよく眠れないので寝つきの悪い人(オット)には辛そう。
3夜目は交替してオットには自宅で休んでもらうことにしました。

医療用語などさっぱりな私にいったい何ができるの?と少々不安ながら
病院到着。遅かったので勝手も分からぬまま簡易ベッドに横になるとしばらくして
看護師さんが巡回チェック。その後も何度か誰かが出入りしていたものの
起き上がることもできず、そのままやり過ごして朝を迎えました。
9時にむっくり起き上がり、トイレへ行くとお姑さんも目覚めたようで
調子はどう?など少しおしゃべりして朝食をとるため病室をあとにしました。
そしたらご近所からも人がわらわらと出てきてびっくり。パジャマでは
ないところを見るとみなさん付き添い組みのようです。

患者が起きていれば話し相手になったり、手の届かないものを取ってあげたり
なにかしらはできるものの、寝たきり状態であればほんとに手持ち無沙汰。
少し良くなってきた姑に話を聞くと昔は看護師の数が足りなかったので付き添いは
看護師の助けをするためにいろんなものを運んだり、何かと忙しかったのだそうだ。

オットの祖母が亡くなる前には舅は昼間は仕事、夜は病院で19日間も病院に滞在した
そうで、いや、確かに頭は下がるものの、今はあんまり必要ないんじゃないの?と
疑問になる日本とかなり違うスペインの習慣を体験したのでした。

今日はまだオットが病院なので一人でランチ

重曹入りの水でパスタを茹でるとラーメンに変身!というレシピを
クックパッドで見つけたので早速挑戦。



麺がまっすぐでちょっと太めだったのをのぞけばとってもラーメンでした。
今度は細いパスタを買ってきて挑戦しよう、そうしよう。



日本人の習慣だそうで

2011-11-23 | diari
コーヒーといえばエスプレッソなカタルーニャ。
アメリカンが好みの方には少々厳しいかもしれませんね。
駅の小さなカフェでアメリカンを飲ませろと
直談判しているアメリカのご婦人を見たこともあります。
残念ですが、ありません。
お気の毒ですが、スタバへ行ってください。(笑)

さて、カフェでコーヒーを頼むとお砂糖が一緒に出てきますが
このお砂糖のパッケージ、デザインがたくさんあって、
カフェの名前が入っていたり、とても個性的でおもしろいです。
砂糖のパッケージを集めるマニアもいるほど。

先日入ったコーヒーショップのパッケージもなかなかおもしろいものでした。



訳:
ご存知でしたか...お肌に良いということで
炒ったコーヒー豆を寝床に敷き詰めるという習慣が
普及したものの、日本でのコーヒーの消費量は
まだあまり多くありません。



は?そんな、バカな。聞いたこともないよ、そんな習慣。
それとも私が日本を離れている間に急激に広がったの?
誰がどっからこんなデマ仕入れてきて、さらに印刷までしたの???
っていうか、これってジョーク集?

いや、いたってフツウに、なにげなーく書いてあります。パッケージに。
多分、信じちゃう人もいると思うんですよね、こうやってさらっと書いてあると。
こういう豆知識みたいのが何パターンかあって、たまたまこれを
引いただけなんですが、毎日のことですからね。
こうやって、日本人のイメージが作られていくんでしょうね。
バルセロナで日本人ってコーヒー豆の上に寝るの?って聞かれたら
このパッケージのせいですよ。