チコちゃんに叱られるで放送されていた「洗剤の泡が油を吸収する」という話を紹介しました。
その後も食器洗いは「洗剤の泡のつけ置き」を実践しています。
根本的な話として「なぜ食器洗いに洗剤を使うのか」ということを考えてみました。
「油は水で落とせないから洗剤を使って落とす」という話だと理解しました。
砂糖や塩など、水に溶けるものであれば洗剤を使わなくても水で落とせるはずです。
油は水に溶けないので食器にへばりついている油を水では落とすことが出来ません。
そこで水にも油にもくっつくことが出来る洗剤(界面活性剤)を使って油を水にくっつくようにして落とすわけです。
先日も紹介したように洗剤を水で薄めて泡ポンプに入れて泡を出して使っています。
薄め方の最適値は試行錯誤が必要と思い、試してみました。
最初は約10倍に薄めてみました。
洗剤が濃いように思えたのでポンプが空になった時に約20倍に薄めてみました。
泡ポンプに大さじ1杯(15mL)の洗剤をいれてから水をいっぱい近くまで入れました。
泡ポンプの容量が確か350mLでしたので約20倍です。
20倍でも結構泡立ちが良く十分使えました。
もう少し薄くても良いのではないかと思い。次は約40倍にしました。
小さじ3杯(7.5mL)を薄めたので約40倍です。
泡立ちは余り変わらない感じでした。
ただ、泡のしぼみ方が少し早いような気がしました。
それでも泡付け、しばらく放置してから水洗いでほとんどのものが綺麗になりました。
最初は泡をたくさん入れてスポンジでこすりもせずに放置していましたが、これだと洗剤を多く使っているのに食器にへばり付いた油は落ちませんでした。
そこで、今は次のような手順で洗っています。(画像は焼きそばを作ったフライパンと食べ終わった食器です)
1.油汚れがひどいものは新聞紙やキッチンペーパータオルなどで油分を拭きとる。
2.食器や調理器具いっぱいに水を入れて5分以上放置
この時点で水に溶けるものはかなり落ちます。
3.食器に入れていた水を捨てる
使っていない油こし紙があったので汚れが下水に流れないようにこして流しました。
4.スポンジに泡を出して軽く食器を撫でてからさらに泡をスポンジに載せて食器の内側と外側に泡をまぶしてしばらく放置。(10分ぐらいで良さそう)
泡の量は油の量に合わせて調整すると良いと思います。
また、食器やフライパン、鍋の外側にも油が付いていることがあるので外側も泡を付けた方が良いと思います。
5.水ですすぐ。
油分が残っているところがあったらスポンジに泡を載せてこすり、水洗いすればほとんど落ちています。(放置する必要はありません)
ちなみに40倍に薄めた洗剤の泡を出したらこんな感じになりました。
(真ん中から少し上の盛り上がっている部分です)
家内は油汚れはお湯の方がよく落ちるといって給湯器のお湯で洗い物をします。
泡付け放置作戦であればお湯を使わずともきれいに落ちます。
人はそれぞれこだわりがあるので「お湯を使わなくてもきれいに落ちる」といってもなかなか信じてくれません。
食器洗いは私がやった方が経済的にも環境的にも良さそうなので率先してやろうと思っています。