ロートル技術屋の日記

宙ガールが増えているそうです。

宙ガールとは

宙ガールは星が好きな女性のことを指す言葉で天体望遠鏡メーカーのビクセンが2004年に提唱しました。
宙ガールと呼ばれる前、星の好きな有名女性と言えば篠原ともえさんでした。(一部の人しか知らない?)
テレビではあまり見かけなくなっているので篠原ともえさんを知らない方も多いかと思います。
1996年に放送されていたキンキキッズの番組「LOVE LOVE あいしてる」に出演していた、だみ声のうるさい女の子(当時17歳)です。
今はNHK教育テレビの「みいつけた!/みいつけた!さん」にレギュラー出演しているそうです。
インスタグラムで星景写真が増加傾向
インスタグラムで星と地上の風景を写し込んだ画像、星景写真を投稿する女性が増えていると少し前の読売新聞デジタルが伝えていました。

「星景写真」インスタに10万件超…「宙ガール」がブーム後押しhttps://www.yomiuri.co.jp/national/20200115-OYT1T50138/amp/?__twitter_impression=true

星を写し込むときれいな画像になってロマンチックですよね。

星景写真、天体写真撮影はマナーを守って節度ある行動を

星を写し込むということは夜の撮影になるということを意味します。
これが色々とトラブルにつながります。
事故による死亡例もある
まず、最も怖いのが事故になって命を落とすことです。
天文ファンの間で有名な星見スポットの周辺で道路から車が転落して運転していた方が亡くなったという事故が発生しています。
撮影中の方がいると迷惑になるのでライトを消してスモールランプだけで移動するという暗黙のマナーが原因とも言われています。
その背景には撮影中の方がライトを点けて来た車に文句を言って喧嘩になってしまうというような話もあるようです。
撮影する方は安易に駐車場など車の来るところで撮影せずに、多少面倒でも離れた場所で撮影するべきだと思います。
駐車場は車を止めるところであり安全確保が一番大切なことです。
ライトを消せというのは安全運転を妨げる行為です。
また、撮影中の方に気を使ってライトを消して車を移動させるのは道路交通法違反ですので絶対にしてはいけません。
自分の安全だけでなく他人の命を奪いかねません。
熊に対する注意も必要
空の暗い所といえば山奥です。
最近では民家近くでの熊の目撃情報があちこちで伝えられています。
目的地周辺で熊の目撃情報がないか確認してから行くべきです。
他人の土地に勝手に入ってはいけない
もう一つは地主の方に迷惑をかける可能性がある事です。
星が良く見えるということは周辺に照明が少なく暗い場所にいる場合が多いと思います。
綺麗な写真を撮りたくなって移動すると他人の敷地や農地に入り込む可能性が出てきます。
暗いと足元がよく見えませんので気づかずに農地に入り込んで作付けされていた野菜などを痛めてしまう恐れがあります。
公園や広場などの公共の施設であることが間違いない場所で撮影することを心がけましょう。
ごみを捨てるのはもってのほかです。
常識をもって撮影しましょう。
宙ガールが増えて夜空が明る過ぎることを周知していただいて暗い夜空を取り戻せたら良いのですが。
かなり昔の話しですが横浜で大停電が発生した時に天の川が見えたそうです。
防犯目的以外の照明はいらないように思います。

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