この記事は古い情報を基に書かれています。
OCNモバイルONEは2023年6月26日で新規受付を終了しています。
OCNモバイルONEは2023年6月26日で新規受付を終了しています。
昨日はKDDI(au、UQモバイル、au回線を使っている格安SIM)の通信障害が世間を騒がせました。
私と家内はOCNモバイルONEを使っているので関係なかったのですが、低速モードが使い放題という理由でUQモバイルを使い続けている娘は影響を受けて外では通信できなかったようです。
22時頃回復したと娘が言っていました。
テレビの報道などによると昨日の未明に通話関係のトラブルが原因で通話も通信もできなくなったという話のようです。
なぜ通話関係のトラブルで通信まで出来なくなったのかはKDDIが今年の3月31日で3G回線を停波したことと関係があるようです。
こちらの記事は現在のKDDI回線を使った音声通話で使用しているVoLTEでの通話と従来の3G回線を使った通話の違いを説明しています。
この中でVoLTEはインターネット回線を使った電話であるIP電話と同じ仕組みで通話をしていると説明しています。
「スマートフォンのアプリがインターネットと通信を行うのと同じように、スマートフォンから携帯電話事業者の設備に置かれたVoLTEのための設備(サーバ)と通信を行うことで、電話を実現しています。」
ということでVoLTEのためのサーバーとの通信に障害が起きたことでデータ通信用のサーバーにも影響が出て通信もできなくなってしまったということのようです。
現在も3G回線を維持しているドコモとソフトバンクの回線ではVoLTEでの通話ができない場合は端末が3G回線に切り替えて3G回線で通話することができます。
ですのでVoLTEに障害が発生したらVoLTEを止めてしまえば通信も通話もできたと考えられます。
しかし、KDDIは3G回線を停波してしまっているため音声通話もデータ通信も共倒れになってしまったのでしょう。
担当している技術者の方たちは大変だったでしょうね。
今ではスマホを使った外出先で地図を見たり現地での待ち合わせ確認などで通信・通話はなくてはならないものになっています。
過去にはドコモ、ソフトバンクでも大規模な通信障害が起きています。
こうなってくると、いざというときに維持費の安い予備回線を持ちたくなりますね。
予備回線としてぴったりだったのが通信容量1GByteまでなら無料だった楽天モバイル回線でした。
しかし、タダで使えるなんて商売としては成り立つはずもなく、今月から最低1,078円(通信容量1Gbyteまで)の料金が発生するようになりました。
(従来プランを契約していた方は8月まで無料、9月10月はポイント還元で実質無料)
楽天LINKというアプリを使って電話を掛ける場合は有料サービスの通話などの一部を除いて時間制限なく通話無料なので電話が多い人にはメリットがありますが、電話を多く掛けない人にはお得ではありません。
メインで使っている回線ごとの維持費の安い予備回線は以下のようになります。
1.メインがドコモ回線の場合
KDDI回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線から選ぶことになります。
auのPovo2.0が最安になります。(平均維持費 約37円/月)
Povo2.0は通信、通話しなければ料金が発生しません。
ただし、
「180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります」
とありますので180日ごとに有料トッピングを購入する必要があります。
最も安いのは「smash.使い放題パック(24時間)」の税込み220円です。
約半年に1回こちらを購入していれば電話番号を維持することができます。
データトッピングなしの場合は通信速度が128kbpsに制限されておりメール送受信くらいしか使い物にならないので高速通信が必要になった場合は「データ使い放題(24時間)税込み330円」、「データ追加1GB(7日間)税込み390円」「データ追加3GB(30日間)税込み990円」などのデータトッピングをすれば良いと思います。
Povo2.0の注意点は端末がauのVoLTEに対応していないと通話ができないことです。
auのVoLTEに対応していない端末で使用する場合は楽天モバイル回線が最安で
1,078円(通信容量1Gbyteまで)です。
ソフトバンク回線の場合はb-mobile の990ジャストフィットSIM で1Gbyteまでの通信であれば1,089円です。
2.メインがKDDI回線(au、UQモバイル、au回線を使っている格安SIM)の場合
ドコモ回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線から選ぶことになります。
音声通話付きの料金が安いプランから並べると以下のようなものがあります。
①日本通信 シンプル290プラン(ドコモ回線)
通信容量1Gbyteまで税込み290円
容量追加1Gbyte220円
容量を使い切ると日本通信のページにしかつながらなくなる。
(容量追加の手続きができる通信のみになる)
通話料金30秒11円
通信量が少なく電話を掛けることがほとんどない方はこちらのプランが最適です。
②HISモバイル データ容量自由自在290プラン(ドコモ回線)
通信容量1Gbyteまで税込み550円(通信容量0.1Gbyteまでなら税込み290円)
容量追加1Gbyte200円
通話料金30秒10円
HISモバイルは日本通信とのコラボ回線で料金体系が違った運用をしています。
③OCNモバイルONE 0.5Gプラン(ドコモ回線)
通信容量0.5Gbyteまで税込み550円(10分間の無料通話込み)
容量追加1Gbyte500円(OCNアプリで手続きした場合)
通話料金30秒11円
10分の無料通話が含まれていることと通信速度が安定していることが魅力です。
④イオンモバイル 音声通話さいてきプラン0.5G(ドコモ回線)
通信容量0.5Gbyteまで税込み803円
容量追加1Gbyte528円
通話料金30秒11円
通信容量と通話料金から①の日本通信が最もお得意に思えます。
月10分以上の電話を掛けている方で通信速度を気にされる方は③のOCNモバイルONE 0.5Gプランが良いと思います。
月々の料金だけで考えると日本通信が最もお得意に見えるのですが、OCNモバイルONEには機種変更サポートというものがあり、毎年新しい機種を安く買えるチャンスがあるのが見えないメリットです。
私は今年の1月に案内メールが来てAQUOS sense4 をキャンペーン中の特別価格11,000円ーdポイント2,000ポイントの実質9,000円で購入することができました。
OCNモバイルONEの機種変更サポートのdポイント特典は1年経過すると復活するので毎年お得に端末を入手できます。
特に1月~3月は特別安くなっている機種が出ていることがあるのでとてもお得です。
OCNモバイルONEの機種変更サポートについてはこちらを参照してください。
3.メインがソフトバンク回線の場合
ドコモ回線、KDDI回線、楽天モバイル回線から選ぶことになります。
KDDI回線が選べるのでドコモ回線の場合と同様にauのPovo2.0が最安になります。(平均維持費 約37円/月)
auのVoLTEに対応していない端末で使用する場合はKDDI回線をメインにしている場合と同様にドコモ回線を使った①日本通信 シンプル290プラン、②HISモバイル データ容量自由自在290プラン、③OCNモバイルONE 0.5Gプラン④イオンモバイル 音声通話さいてきプラン0.5G(ドコモ回線)
から選択するのが良いと思います。
まとめ
メイン回線ごとの維持費の安い予備回線を調べました。
ドコモ回線の場合はauのPovo2.0
KDDI回線、ソフトバンク回線の場合は日本通信のシンプル290プランか端末を毎年安く入手できることを考慮するとOCNモバイルONEの0.5Gプラン
がお勧めということになります。
メイン回線をドコモ回線を使っているOCNモバイルONEなどの格安SIMにして予備回線をPovo2.0にするのが最も安く運用できそうです。
OCNモバイルONEの0.5Gプランを契約する場合はいきなり0.5Gプランを契約せずにこちらを参考に10Gプランを申し込んで翌月に0.5Gプランにする方がお得です。(容量シェアSIM前提で書いてありますが、容量シェアSIMを申し込むところまで同じ手順です)
OCNモバイルONEのサービス詳細はこちらからどうぞ