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ロートル技術屋の日記

マイナーシンガーの隠れた名曲? 彩恵津子 永遠のモーニングムーン(久保田利伸とのデュエット)

今回紹介するのは1986年に発売された彩恵津子さんの4枚目のオリジナルアルバム「PASSIO」に収録されている「永遠のモーニングムーン」です。

当時、就職して赴任地の山梨県に居ました。
「PASSIO」の発売を知り、甲府駅前にあった新星堂に買いに行ったとき、発売キャンペーンでコンサートのチケットが当たるというので応募しました。
すっかり忘れていたところ、当選の通知はがきが届いてびっくりしました。
マイナーな人なのであまり売れず、応募者がいなかったように思います。
コンサート会場は東京五反田のゆうぽうとホール で山梨からこのためだけに出かけて見に行きました。
生の歌声を聞けたのはこれが最初で最後でした。
こんなことがあり思い出深いアルバムです。

「PASSIO」はこのアルバム制作前から歌詞を提供していた作詞家の康 珍化(カン チンファ)さんがプロデュースしたアルバムです。
康 珍化さんを御存じない方もおられると思いますので代表的な楽曲を紹介します。
杏里さんの「悲しみがとまらない」、高橋真梨子さんの「桃色吐息」、中森明菜さんの「ミ・アモーレ」、吉田拓郎とLOVE2 ALL STARS(KinKi Kids)の「全部だきしめて」などです。
新しいところでは吉田拓郎さんのライヴ映像作品『吉田拓郎 LIVE 2016』に収録されている、「ぼくのあたらしい歌」(当時の新曲)が康 珍化さんの作詞です。
このほかにも多くの方に提供されています。

永遠のモーニングムーンは作詞は彩恵津子、森田記( 康珍化さんの別名)で作曲はブレークする前の久保田利伸さんです。
彩恵津子さんと久保田利伸さんのデュエット曲になっています。


当時のカラオケはデュエット曲ブームでこの曲もカラオケにありました。
シングルカットして発売するという話もあったようなのですが、久保田利伸さんがその後人気が出たためか立ち消えになったらしいです。
ネットオークションや中古レコード屋さんに非売品のプロモーション用EP盤がたまに出ているのがシングルカットの動きを物語っています。

新型コロナウイルスの感染拡大以来、カラオケには行っていないので歌いに行きたくなりました。
でも、まだ我慢です。

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