今日の夜は三大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群がピークを迎えます。
例年の極大は23~0時頃と予想されています。
実際にはそれよりも少し後の時間帯の方が多く見られると考えられています。
これは流星物質の分布している帯(英語ではダストトレイル)の中に地球が秒速28kmで突っ込んで行く形になる事と地球の大きさに比べて大気層がとても薄いため、地球が進んで行く方向の明け方の空の方が流星物質との衝突確率が高くなるからです。
流星物質も高速で移動しているので相対速度によって見え方が変わってきます。
相対速度が速ければ早く長く明るい流星になり、遅ければゆっくりふわっとした流星になります。
前者の代表は2001年に日本で流星雨がみられたしし座流星群です。
相対速度は秒速71kmと言われています。
後者の代表は空振りで有名なジャコビニ流星群で秒速20kmの相対速度と言われています。
しし座流星群はシュバッと言うような感じの派手な流れ方出したね。
1998年に見たジャコビニ流星群はフワッと短く流れる優しい感じの流れ方でした。
しぶんぎ座流星群は相対速度41kmと言われており、夏のペルセウス座流星群の58kmとふたご座流星群の35kmの間なのでそこそこ長く流れると思われます。
ただ、間違っていなければ明るい流星は少ない傾向と言われていると記憶しています。
私は例年、この時期は日本海側の田舎に帰省しているのでほとんど見たことがありません。
子供が受験を迎えた年に一度だけ帰省せずに都内西部の山中に行き数個見たのが最初で最後になっています。
スマホで調べて過去の情報を見ていたようなので訂正します。
今年は下弦の月が出ているのであまり条件は良くないですね。
ただ、ユーミンの「ジャコビニ彗星の日」のように最も予測の難しいのが流星群なのであまり見えないかもしれません。
寒いので出掛けるか家のベランダから見るか考え中です。
出掛ける方は寒さ対策と車の転落事故に気をつけて下さい。