事の発端
これまでスマホは指紋認証でロック解除をしていました。
たまたまPINコード画面にしてしまったのでPINコードを入力したのですが、ロック解除画面に逆戻りしてしまいました。
PINコードを忘れてしまってロック解除できないのかと焦りましたが、
別のコードを入れると「PINコードが違います」と表示されたのでコードを間違っているわけではないようです。
とりあえず指紋認証でロック解除できたので設定画面からPINコードの変更を試しました。
変更するにはPINコード入力が必要で、覚えていたコードを入力すると受け付けるものの設定画面の一つ前の画面に逆戻りしました。
何度か繰り返していると、「設定アプリが動作を停止しました」と表示されました。
動作がおかしいようです。
再起動前にバックアップするも一苦労
これは再起動しかないと思いました。
再起動の際にはPINコードを入力しなければなりません。
覚えているPINコードを受け付けてくれなければスマホを初期化しなければならなくなります。
初期化してしまうとこれまでのデータがやアプリの設定が全部消えてしまいます。
そこでバックアップを取ることにしました。
まずはPCとUSBケーブルで接続し、撮影した画像や動画のファイルをPCに保存しました。
次はアプリのデータバックアップです。
今使っているスマホに移行する際にHeliumというアプリを使って前のスマホのアプリのバックアップを取り、今のスマホにリストア（復元）することができましたのでHeliumを試しました。（Heliumを起動するにはPCとUSBで接続する必要があります）
1時間以上格闘しましたが、残念ながらいくら頑張ってもバックアップを取ることができませんでした。
どうも「ストレージの暗号化」が関係しているようです。
以前使っていたスマホは「ストレージの暗号化」をしていませんでした。
今使っているスマホは最初は暗号化していなかったのですが、セキュリティを上げた方が良いとの判断から「ストレージの暗号化」を途中でONにしていました。
HeliumをあきらめてJSバックアップでバックアップを取りました。
SDカードの容量が足りなかったので内部ストレージにバックアップしました。
ここでちょっと問題があったのですが、バックアップ作業とは別の話なので別の記事で紹介します。
バックアップ作業は数分で終わりました。
このままではバックアップデータが消えてしまう恐れがあるのでPCとUSB接続し、バックアップデータのファイルをPCにコピーしました。
コピーするのは内部ストレージのルートにあるJSBackupというフォルダーの中のdataフォルダーにあるファイルです。
次はLINEのトーク履歴のバックアップです。
トーク履歴をバックアップしておかないでリセットしてしまうと過去の内容が見られなくなってしまいます。
LINEを起動し、ホームを表示させ右上の歯車マークをタップして設定画面を開きます。
基本設定の中の「トーク」をタップすると一番上に「トーク履歴のバックアップ・復元」があるのでこちらをタップします。
すると「Google ドライブにバックアップする」という項目がありますのでこちらをタップして進めればバックアップされます。
アプリやネットサービスのID、パスワードのヒント（パスワードそのものは記録していません）はGoogleのKeepメモに記録していました。
こちらのデータをバックアップしようと調べたところ、KeepメモのデータはGoogleのクラウドに保存されているそうなのでバックアップする必要がないことがわかりました。
いよいよ再起動
必要なデータはバックアップしたのでいよいよ再起動です。
念のため、再起動は使わずにいったん電源を切ってから電源を入れなおしました。
起動画面が出た後、問題のPINコード入力画面になりました。
覚えていたPINコードを入力すると起動が進みロック解除画面になりました。
PINコードを入力すると何事もなかったようにロック解除され待ち受け画面になりました。
無事、起動したのでホッとしました。
スマホは定期的な再起動が必要
スマホもコンピュータの一種です。
再起動せずに使い続けているとメモリの中にごみがたまったり使用領域の連続性がなくなったりと動作を不安定にさせる要因が増えていくようです。
私の場合、一か月以上再起動していませんでした。
今後は定期的に再起動しようと思います。
アプリの不審な挙動を感じたらバックアップを取ったうえで再起動することをお勧めします。
