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ロートル技術屋の日記

ネットの通信速度が遅い場合はLANケーブルを見直しましょう。

今年の夏季休暇は新型コロナウイルス対策もあり、9連休の一斉休暇となりました。
東京在住の身では田舎に帰ることもはばかれ、毎年恒例だったお墓参りにも行かず、近所での買い物以外はどこにも行かない休暇となりました。

この機会に不用品の処分と家の中の模様替えをしました。
その中で気になったのが家の中のネットワーク環境です。
20年前、中古の一戸建てを購入したときにLANケーブルを設置したまま使っていました。
auひかりの1Gbpsの光回線を引いているのですがこれまでハブの制限で最大100Mbpsで使っていました。
今回、ハブをギガビットのものに交換したのですがどうも速度が出ません。
調べてみるとLANケーブルが古く、ギガビットには対応していないということでした。
20年前のケーブルはカテゴリ5(CAT5と表示されている)で最大でも100Mbpsです。
ギガビットに対応しているのはカテゴリ5E以上のようです。
そこで安いケーブルがないか探したところ、アマゾンに良いものがありました。
業務用、長さ30m、カテゴリ6のフラットタイプケーブルで、価格は1,400円です。私が調べた限りでは最も安価でした。


届いた品物はこちら。


固定用のステップル30個と余ったケーブルをまとめるためのマジックテープ2本が付属しています。

薄いフラットタイプなので引き戸の部分でも問題なくはわせることができます。


長さ30mで足りないかと思って2本買ったのですが、3部屋つながっている縦長の家の1階の端から2階の反対側の端まで、対角線上に階段を経由し、2階も天井に近いところをはわせた状態で1本で届いてしまいました。
このケーブルを使った状態でスピードテストをいくつか試したところ、下りは早いところで900Mbps、平均的には500~600Mbps出ました。
上りは300~500Mbpsでした。

十分使えるケーブルで安いのでお買い得でした。

回線が早いはずなのに実際の通信速度が遅い場合は使っているLANケーブルのカテゴリーを確認することをお勧めします。
(ルーターがIPV6に対応していないと速度が出ないという話もあるようですが、我が家にはIPV6に対応したルーターはありません。)

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