ロートル技術屋の日記

シリカゲルの除湿は強力 除湿敷きパッドを使い続けて大変な事になりました。

先日、着替えているときに偶然右腕の後ろ側を触ったら皮膚がカサカサになっているのに気づきました。
どうしたのだろうとあちこち調べて見ると背中と両腕の後ろ側がカサカサになっていました。
痒みや痛みは全く有りませんでした。

皮膚病かもしれないとネットで検索して見ましたが、わかりませんでした。

夜、入浴時に確かめたところ、お湯に浸かった後はふやけているので触ってもわからない状態になっており入浴中は気づかなかったようです。

皮膚科を受診しなければならないと思いましたが、その前に原因がわからないのでいろいろ考えてみたところ思いあたるものがありました。

私は、独身の頃は知らない内にベッドの床板がカビている事があったくらいの汗っかきです。
昨年の夏、ホームセンター(カインズホーム)で除湿敷きパットを売っていたので試しに買って使っていました。
夏場はなかなか快適でしたのでうっかりそのまま使い続けていました。
シーツ代わりの敷きパットの下に敷いていました。
敷きパットは夏用のものから暖かい冬用の厚手のものに替えましたが除湿敷きパットはそのまま敷いていました。

敷いていた除湿敷きパットを調べたところシリカゲルが入っていることがわかりました。

シリカゲルの安全性を調べてみたのですが、安定な物質で人体に対する安全性には問題無いという説明しか出て来ませんでした。
ただ、シリカゲルが皮膚に触れて赤くなってしまったという女性の話しと、猫のトイレにシリカゲルを使っていて、別の製品に変えたら猫の皮膚が荒れたという話が見つかりました。

私の場合はカサカサになって角質化しているような状況ですので、冬場で乾燥しているところにさらに除湿したため乾燥し過ぎになっていたのではないかという推論に至りました。

そこで除湿敷きパットを取り除いて様子を見ました。
2~3日するとカサカサの範囲が少し狭くなってきました。
2週間経過した現在はかなり小さくなり、あと一歩で元にもどるというところまで回復しています。
やはり、シリカゲルの除湿作用で寝ている間に皮膚が乾燥してしまったのが原因だったようです。

シリカゲルは割れると細かな粉末になりやすいようです。
皮膚に付着すると大きいものは取り除けても粉末状の小さなものが残っていて、皮膚が水分を奪われて炎症を起こしているようになるのだと思われます。
製品による違いは粉末状の塵の出かたによるのかもしれません。

皆さんもシリカゲルによる乾燥し過ぎにご注意ください。



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