駆け込み申請
先月末にQRコード付きの申請書が届きました。
マイナポイント制度の期間が延長され、3/31までに申請すればマイナポイントがもらえるという話だったので駆け込みで申請しました。
今まで申請しなかったのは「面倒くさかった」からです。
QRコードを使ったスマホからの申請はとても簡単でした。
ただ、駆け込みで3/31の夜に手続きしたので申請用サイトが重く結構時間がかかりました。
今なら待つこともなくすんなり手続きできると思います。
昨日の朝、会社の同僚にこの話をしたら「4/末まで延長になっていますよ」と言われてしまいました。
確認したら確かに延長されていました。
時間をかけて申請したのに何だったのかなという感じです。
マイナンバーカードを不安に思う人の理由
娘はマイナンバーカードの申請に消極的で、まだ、申請していません。
理由を聞くと、「銀行口座が紐づけられるというような話があるのが嫌だ。」ということです。
確かに、銀行口座が紐づけられて所有している資産を国に把握されるのは嫌なものです。
でも、マイナンバー自体はすでに発行されていて、会社などから給与をもらっている人は給与収入に関しては既に把握されてしまっています。
また、確定申告の際にもマイナンバーが必要なので自営業等の方たちも把握されてしまっています。
これらはマイナンバーカードの発行とは無関係です。
銀行口座に関しては2017年までに開設している口座に関しては紐づけはされていません。
2018年1月以降の口座開設にはマイナンバーの提示が義務付けられています。
そのほか、住所・氏名変更、投資信託や外国送金等を利用する場合にもマイナンバーの提示が義務付けられています。
将来どうなるかはわかりませんが、今のところ2017年までに開設した口座の情報が把握されることはありません。
セキュリティに関する意識
マイナンバーカードは免許証と一体化するとか保険証の機能を持たせて診療情報を見られるようにするというような話があり、便利な反面、情報漏洩につながる恐れがあるのは確かです。
ですが、それはマイナンバーカードを紛失した際に問題が起きる話できちんと管理していれば不安になる必要はないと思います。
それよりもスマートフォンを使っている方がよほど危ないです。
AndoridであればGoogleに、iPhoneであればアップルに情報が抜かれています。
私はAndroidを使っており、行ったことのない外出先ではGoogleマップを使って自分のいる場所を確認することが多々あります。
これはGoogleに自分の位置情報を伝えていることを意味します。
また、パスワードを求められるサイトのパスワードの自動入力も一部では使っています。
これなどもGoogleに抜かれている可能性があります。
PCの場合も同様で、パスワードの自動入力機能を一部では使っていますがMicrosoftに抜かれている可能性は否定できません。
趣味の関係でPCにWindows10を何度もインストールしています。
インストールの最終段階でMicrosoftに情報提供するかどうかの選択画面が出てきます。
私はすべて「提供しない」方を選択しています。
Webの閲覧でも広告が出るサイトでは別のサイトで閲覧したものに似た広告が出るのはGoogleが取集した情報やCookie(クッキー)と呼ばれる閲覧情報を元に表示しているからです。
マイナンバーカードのセキュリティに不安を感じていてもこのような情報収集されていることに気づいていない人が多いのではないでしょうか。
セキュリティに不安を感じるのであればスマホやPCを使わないのが一番です。
そうなると人里離れた本当の田舎で仙人のような生活をしなければなりません。
私には無理かな。
安全にマイナポイントをもらう方法
マイナンバーカードが届いたらマイナポイントの受け取り手続きをする予定です。
5,000円分のポイントは大きいですよね。
娘はマイナポイントの受け取り申請で銀行口座と紐づけされるのではないかと心配しています。
マイナポイントを受け取る方法は多数あります。
その中で、キャッシュレス決済でATMからの現金チャージでも受け取れるところがあります。
例えばPayPay、nanako、Waon、Suica、d払い等です。
キャッシュレス決済サービスとは紐づいてしまいますが現金チャージなら銀行口座やクレジットカードとは無関係にマイナポイントがもらえ、個人情報を伝える可能性が低いのでお勧めです。
さらにお得にもらうには
マイナポイント事業が始まったころにはお得なキャンペーンがありましたが今はあまりないようです。
例えばWaonは2,000ポイント上乗せをやっていたようですが3/31に終了しました。
現時点で現金チャージで上乗せが確認できたのはSuicaとd払いの1,000ポイント上乗せです。
現金チャージではありませんが、ゆうちょPayはマイナポイントの付与を希望するキャッシュレス決済サービスに登録した段階で1,500ポイントもらえるので一番お得のようです。
ただ、現金チャージの場合は20,000円チャージすれば5,000ポイント受け取れるので、9/30を過ぎて買い物しても良いわけですが、ゆうちょPayの場合は支払った金額の25%ずつ還元されるので9/30までに20,000円以上買い物をしないと満額の5,000ポイントがもらえなくなります。
新たに上乗せをするところが出てくるかもしれなのでマイナンバーカードを受け取った時点で改めて調べるつもりです。
マイナポイント付与時期にも注意が必要
マイナポイントをもらえる時期も色々です。
PayPayは上乗せはありませんが即時もらえますので便利かもしれません。
25,000円以上の買い物の場合、購入金額-5,000円をチャージすれば購入できるようになります。
d払いは翌日のようです。
Suicaは翌月中ごろと最長1.5か月後になります。
マイナポイントは登録した1つの決済サービスだけが対象になるので慎重に選びましょう。