2023/4/19 リンク切れがあったので新たにリンクを貼りました。
学生だった頃、それほどお金が自由になりませんでした。
すでにCDが販売されていましたがタイトル数が少なく、CDプレイヤーは15万円以上ととても高価で一般的ではありませんでした。
当時はインターネットもなく、購入できる音楽媒体としてはレコードかミュージックテープ(録音されているカセットテープ)が主流でした。
それも貧乏学生にとってはなかなか買えないものでした。
そこで音の良いFMラジオのリクエスト番組をカセットテープに録音するエアチェックが貧乏人の間で流行っていました。
難点はいつお気に入りの歌が流れるかわからないことでした。
そんな中、レコードを貸し出すレンタルレコード店が登場し、私の居た田舎にも店ができました。
私はひねくれもので、テレビやラジオから流れてくる誰でも知っている歌ばかりを聞きたくなかったので、少ない費用で色々な人の歌を試せるレンタルレコード店に行く機会が増えました。
当時出会ったマイナーシンガーのお気に入りの歌を紹介していきたいと思います。
(1980年代から1990年代の歌が中心になると思います)
まず、最初の1曲は当山ひとみさんの「言い出しかねて」です。
当山ひとみさんは沖縄出身で日本人の母親とアメリカ人の父親のハーフだったと記憶しています。
アメリカで生活していた時期もあり、デビュー当時は日本語があまりできなかったそうです。
バイリンガルゆえの何とも言えない言葉遣いにひかれてしまいました。
おそらく60代になられていると思うのですが、今でもライブハウスでコンサートを行っているようです。
この曲を選んだ理由は、昨年の暮れにお世話になっている先生と行ったスナックのカラオケにあったからです。
今まで見かけたことがなかったので驚きました。
初めてカラオケで歌うことができました。
改めてネットで調べてみたところDAMだったようです。
好きな人になかなか思いを伝えられない女性の心情を描いた曲です。
歌詞の一部を紹介します。(著作権の問題があるので一部です)
そして何も見えなくなる 唇なら急ぐけど
何故かしら言えなくなるのね あなたの前に出るたびに
言い出しかねて せせらぐ思い
素肌の下に 隠しているの
手を伸ばすすぐそこに あなたがいるのに
Youtubeに上がっていましたので興味のある方はこちらをお聞きください。
(こちらの音楽部分が著作権者の許可を取っているかどうかは不明です)
2023/4/19 追記