6月上旬、北海道旅行を計画していた私達。
次男がこんな状態ではとても行けそうにないとキャンセルした。(キャンセル料が5万もして痛かった)
その代わりに新しいアパートの契約を兼ねて熊本に行くことにした。
熊本市内はまだブルーシートだらけで、ホテルも飲食店も営業していないところが多いように思った。
次男の引越し先の契約をすませちょこっとだけ友人宅を訪問。
家が傾いちゃって玄関が動かないのよ~と言われ、外で立ち話。
ぱっと見は被害なさそうだけど屋根も壁も結構酷いらしい。
役所勤めのご主人が心配だけど(この時点で震災後の休みが2日だけ)とりあえず元気そうで安心。
月末の引っ越しの時の再会を約束して水前寺公園近くのホテルに。
以前泊まった時にはあった大浴場はまだ営業できないらしい。
早く元通りになることを祈るばかりだ。
翌日は次男が住んでいた南阿蘇村に行ってみた。
あちこちにある「段差あり」の立て看板。
道路脇に積んであるアスファルトのガラクタの山。
そんな中を通りながら
「舗装してある~。帰ってくる時はぐちゃぐちゃだったのに」とつぶやく次男。
今にも倒れそうなアパートや住宅が立ち並ぶ町並み。
住んでいる人は誰もいないようだ。熊本市内とはまるで様子が違う。
そんな中次男のアパートはちゃんと立っていた。
月末の引っ越しに向けてちょっとだけでも片付けた方がいいのでは?と立ち寄ったのだが
何から手を付ければよいのか・・・
「これでも片付けたんだよ。壊れた食器やバラ撒かれたサラダオイルとか。水も電気もなくて大してできなかったけど」
今もって水も電気もなく片付けるのにも限界があるよね。
汚れた(ように見える)服や布団など、そのまま引越し先に持っていく気にならないものが多すぎる。
そういうものは全てダンボールに詰めて宅配便で広島に送り、洗濯することにした。
そうと決まれば荷造り荷造り。
旦那は悲惨な冷蔵庫と対面して悲鳴をあげている。(冷蔵庫に入っていた食品のことなど忘れられていたようだ)
なかなか片付かないので黒川温泉に1泊して翌日も片付けてから帰ることにした。
部屋についている風呂が露天風呂だけというチョット変わったお宿に泊まった。
帰る前に崩落してしまった橋や裏が落ちそうになっているセブンも見て帰路についた。
旅行中も就職について話を始めると黙りこみ具合が悪くなった次男。
教授が紹介してくださった就職先なのでできれば行ったほうがいいと思っていることと
就職したい職種などがあるわけでもないことと
就職は絶対しないといけないと思っていること(来年の春から)などがあったようだが
長い人生1年就職が遅くなってもどうってことないことを理解させ(身近にもそういう人はたくさんいるし)
少しずつ調子を取り戻してきたようだ。・・・つづく
この頃モバイルにはスヒョンくんの撮影現場で撮影されたヨンジュンさんの写真がアップされた。
来週のビデオレターはもしかしてこのお姿とか・・・
メガネがでかい