
今日は母と北海道神宮へ。
国内外で森づくりに邁進されている
宮脇昭先生の講演会を聴きに行った。
初めて知ることが多く
ほんとうに、ためになった。
中でも、
“ガレキから防潮林をつくる”話や
“植樹は混植・密植で競争させ、
多様性が一番大切”という話
外国では緑地の砂漠化が深刻な問題だけど
実は肉食人種である彼らの“放牧”で
芝生が枯れ
よって森林も枯れるのが原因という話。
そして、
“日本人は不幸である”という話。
キリスト教やイスラム教はどうだろうか…?
宗教の形をもっていないと言われる
“神道”という日本独自の信仰は
“鎮守の森”を脈々と守ってきた。
なぜ戦後日本は廃墟から発展出来たのか。
鎮守の森の中にこそ
そのエネルギーの源があった。
それを肝心の日本人がわかっていない、と。
ミズナラの種を植え、育てる。
芽が育ち40センチになった時
根は1メートルにもなるそうだ。
そんなふうに、
大地に根をしっかりと下ろした人間が
多ければ多いほど
この國は磐石なものになるのだろうな、
と思った。