花のような
果のような
その香しさを
愉しむだけの
マルメロは…
ひっそり
辺りの空氣に
氣品を伝え
その存在感を
示している
人の存在感も
同様に
作り上げられた
印象よりも
内から滲み出る
生きざまが
その人を物語り
そして
お人の口を通してでしか
己に己の姿は
見えないもののよう
である
果のような
その香しさを
愉しむだけの
マルメロは…
ひっそり
辺りの空氣に
氣品を伝え
その存在感を
示している
人の存在感も
同様に
作り上げられた
印象よりも
内から滲み出る
生きざまが
その人を物語り
そして
お人の口を通してでしか
己に己の姿は
見えないもののよう
である