サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

秋学期の成績が出た!

2022-12-22 18:22:26 | アラカン大学生活
先日、秋学期の成績が出ました。
ファイナルプロジェクトも無事Aを取り、総合成績もAでした!
一番良い成績を取ることが出来た!アラカン大学生、頑張りました!
一度も授業を休まなかったし、ずっと良い成績をキープしていたので、
Aを取れるだろうと思っていたのですが、やっぱりオフィシャルな成績が出るまでちょっと心配でした。
ファイナルプロジェクトの創作ダンス、私なりにベストを尽くしたのですが、
教授の目にどう映ったのか、どう評価されるか全く予想がつかなかったので
Aを取得出来て本当に嬉しいです!
今日はこのファイナルプロジェクトについてお話させてください。
各自、授業で学んだことをもとにダンスの振り付けを考えて、ビデオを提出するという課題でした。
ダンスのジャンル、使用する曲は何でもOK。
(もちろん歌詞に汚い言葉や差別用語などオーディエンスを不快にさせる言葉があるものはダメ。)
いろいろ考えた結果、私が選んだ曲はこれ。吉田兄弟のMadrugada


この曲を選んだ理由は、まず既に知っている曲だったから。
全く知らない曲を聞いて覚える必要がないから、すぐに振り付けに入ることが出来ました。
そしてこれは思い出の曲。教師になるため大学に通っていた2008年、そして大学院生時代の2009年に
大学で行われたアジア各国の文化を紹介するイベントで、日本人留学生、日本人の教授達と
この曲に合わせて踊りを披露したのでした。
その時の記事はこちら
2008年5月17日 Asian American Celebration

2009年2月23日 Florida Association of International Educators

2009年4月15日 Asian Celebration

今回、35年振りにダンスのレッスンを再開することになって、
私の原点というかバックグランドをダンスに取り入れたいと思い、日本人の曲を選びました。
そしてこの曲のタイトルがMadrugada。ポルトガル語で夜明け、明け方という意味。
久しぶりにダンスを再開したことは私にとっての夜明け、つまり「新たな出発」という思いをこめたかったのです。
ジャンルはジャズ、モダン、コンテンポラリー、そして和風な動きも取り入れたのでエスニックの
フュージョンとなりました。わかりやすく言うとごちゃ混ぜダンス。(笑)
10月から少しずつ振り付けを考え、練習をしていて感謝祭の翌日、ズンバを教えているジムのスタジオで
ビデオ撮影をしました。
振り付けを考える度に心掛けたのが「フィットネスダンスにならないようにすること」
例えばズンバやエアロビクスでは前方に進んだら、後方(元の位置)に戻る、
右足、右腕を動かしたら必ず同じ動きを左足、左腕でもやる、
フィットネスのレベルに合わせて可動域を調整する・・・というのが鉄則。
でもこれはパフォーミングアートのダンス。
スペースをふんだんに使って踊り、自分が伝えたいメッセージを表現しなければなりません。
今までズンバインストラクターしてやって来たことを一掃しました。

大学の授業のプロジェクトビデオをここに掲載することが出来ないので、
代わりにビデオのスクショ大放出!




よせばいいのに膝をつく振り付けを3つ取り入れて、またまた膝にあざを作ってしまった私。
でもチャレンジングな振り付けを取り入れたお陰でAを取得出来たと思っています。

それで秋学期の最終週の授業で創作ダンスの発表会がありました。
クラスメートの創作ダンスを鑑賞することが出来て、とても勉強になりました。
ちなみに発表会で一緒に踊ったクラスメート達のダンスは、ソロパートで披露したジャンルとほぼ同じだったのですが・・・
Aちゃんはリリカルに加え、チアリーディングをやっていたのでジャンプを取り入れたダイナミックなダンスを披露。
Mちゃんはタップダンスでしたが、以前ディズニーワールドでバイトをしていたことをテーマに構成、
当時、使用していたキャスト用の名札を小道具にして踊りました。
P君はモーリス・ベジャールの「ボレロ」を彼なりにアレンジしたものを披露。
バレエをやった人ならわかると思いますが、このあまりにも有名なダンス、一見単調に見えますが
ダンサーによって全く別物に見えてしまうから不思議。P君もその期待を裏切りませんでした。

C君は皆の前で踊る代わりにビデオを披露しました。
と言うのも彼はマルチメディアのクラスを履修していて、そのクラスのファイナルプロジェクト用にも
ダンスビデオを作成したのでした。
キャンパス内にあるスタジオに様々な大道具、小道具を用意してビデオ撮影。


時にソファ、地球儀、電話を使用して踊ったので皆の前で発表する代わりにビデオを見せてくれたのでした。




たくさんのカメラを駆使してのビデオ。まさにミュージックビデオ!
スマホを三脚につけて撮影した私(&他のクラスメート)のビデオとは大違い!
最後には宙に浮くエフェクトまで取り入れた!


これはマルチメディアのプロジェクトで必要だったのでしょうが、これを見た瞬間、
クラスメートほぼ全員(私も含む)が思わず How did you do that? (どうやったの?)と
声を上げてしまいました。

何はともあれ無事にAを取得、クラスメートと楽しく学んだ秋学期が充実したものになったこと、嬉しく思っています。
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35年振りのダンスの発表会

2022-12-17 13:05:16 | アラカン大学生活
アラカンで一念発起、大学でダンスを学び始めた私。
先週、大学のシアターで発表会があり35年振りにステージで観客を前に踊りました。
本当は11月10日に予定されていた発表会ですが、ハリケーンで延期に。
前日、再度ドレスリハーサルがあり発表会当日は夕方5時に楽屋入り。
5時15分からステージでウォームアップがスタート。
体をほぐす程度のウォームアップかと思いきや、カンパニーのリーダー達のリードで1時間近く体を動かしました。
通常のウォームアップに加えて入念に柔軟エクササイズ、そして4~5人ずつステージの端から端まで
リーダーが指示したステップで移動。これを10往復位やって最後はリーダー達が考えた振り付けを練習、
グループ毎に踊るという普通のダンスレッスンに近いものでした。
なんだかいっぱしのダンサーになった気分。
ウォームアップが終わるとダンサー全員、ステージで輪になり気合い入れ。

ウォームアップの後、楽屋で一緒に踊る“20歳のAちゃんとMちゃん”と振り付けのおさらい、
コスチュームに着替え、メイクをして、お喋りを楽しみながら出番を待ちました。
(ちなみに私が踊る曲はAちゃん、Mちゃん以外に男子のクラスメート、C君とP君の計5人編成)
そして7時半開演。私達の出番は2部の2曲目。
第1部の後の休憩が終わったところでステージ裏に移動。
仲間と最後の振り付けのおさらい。思い切りダンスを楽しもうと声をかけあってステージの袖に移動。
緊張でドキドキでした。
Aちゃんはカンパニー入団を希望していて、カンパニーのディレクターをやっている教授から
この発表会でのダンスをオーディション代わりにすると言われていたので、メチャメチャ緊張してました。
そしていよいよ私達の出番。ステージに移動してスタンバイ。
音楽がスタートするのを待つ間、緊張で足が小刻みに震えちゃいました。
でも音楽がスタートして照明でステージが明るくなった瞬間、自然と笑顔になり体が動きました。
私達が踊った曲はこれ。最初の50秒ほどしかありませんが、曲調がお分かりいただけると思います。


Aridaというタイトルですが、教授はプログラムに載せる演目のタイトルを Just Dancin' に変更。
ダンスのジャンルはモダン、コンテンポラリー、ジャズのフュージョン。
でも途中で全員のソロパートがあり、これは各々好きなように踊っていいと教授に言われたので
バラエティに富んだダンスになりました。
ソロパートではそれぞれお得意のダンスを披露。
Aちゃんはリリカル、Mちゃんはタップダンス、C 君はブレイクダンス、
カンパニーメンバーのP君はバレエ、そして私はジャズ。
無我夢中で踊り、気が付いたら最後のポーズを取っていました。
35年振りにステージで踊った感想はこれに尽きます。
とっても楽しかったです!
踊り終わってお客さんから拍手と声援をいただいた時の快感も久しぶりに味わいました。
全てのダンス発表が終わり、ダンサー全員がステージに揃ってカーテンコール。
再び拍手と声援をもらい
カ・イ・カ・ン!(←「セーラー服と機関銃」の薬師丸ひろ子風にね。昭和な表現ですみません!
ここで来学期も大学でダンスを学ぶことに決定!
先月から春学期のクラス登録が始まっていたのですが、このままアラカン大学生を続けていいものかどうか
決心がつかずにいたのです。

こちらは先月のドレスリハーサルでスタッフが撮影した写真。大学やカンパニーのSNSページから拝借しました。












残念ながら私のダンスの写真は未だ入手出来ずにいます。

こちらは私達の楽屋。


ウォームアップが終わって出番まで2時間半近く、AちゃんとMちゃんと緊張しながらも楽しく過ごした楽屋。思い出の場所となりました。

これは2階席からのメインステージ。(こちらの画像はお借りしました)


発表会の後はロビーでお客さんとダンサーの談笑タイム。
私も見に来てくれた家族を教授に紹介したり、友達とお喋り。
私のズンバクラスの常連である日本人のKさんも見に来てくれました。
忙しい中、見に来てくれたことだけで感激だったのに「とってもカッコよかったです!」と言ってくれて、
花束とプレゼントまでいただきました。

Kさんが初めて私のズンバクラスに参加した時、ステップも即、覚えるし、リズム感もあるし
フォームもきれいですごいなと思いました。
クラスの後で話を聞いて納得。小さい頃からバレエをやっていたので、音楽に合わせて体を動かすのが好きで
何年も前からズンバをやっていたそう。
お子さん達が小さかった頃は日本にいて、娘さんが通っていたダンス教室でアシスタントとして
先生をサポートしていたそう。
(余談ですが、その時の教え子数人が現在、芸能人として活躍しているんですよ。)
ダンスの経験があるKさんですから、私が大学でダンスを学ぶと話した時も
とても喜んで応援してくれました。
ダンスのバックグランドがある人からのサポートは本当に嬉しいものです。

発表会が終わって帰宅したのが11時近くだったので翌日、Kさんに発表会に来てくれたこと、
お花とプレゼントをいただいたお礼のメールを送りました。
いくつかメールを交換した後、Kさんからのメールに感激。↓


今回、久し振りに発表会に出るにあたり、私なりの目標を立てました。
それはダンスの楽しさを表現すること。ダンスを楽しんでいる気持ちを伝えること。
それは私達が踊ったダンスのテーマでもありました。
なので教授はタイトルを Just Dancin' に変えて、私達のソロパートを取り入れたわけで。
私のダンスに対する気持ちがKさんに伝わった!目標達成です!
ダンサー、パフォーマー、そして指導者であったKさんからの言葉、どんな賛辞より、
ダンスのテクニックを褒められるより嬉しかったです。

春学期も頑張って踊り続けます!
秋学期のブログネタはまだ続きます・・・
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教授の体に惚れ惚れ&ダンサーの勲章?!

2022-11-18 16:57:21 | アラカン大学生活
大学生として楽しく受講しているダンスクラスですが、毎回、教授のダンサー体型に惚れ惚れしています。
だってこんな素晴らしい体型なんですもの!(画像は教授のウエブサイトからお借りしました。)






御年55歳。私も50代だけとエライ違いだな・・・(笑)
ダンス一筋の人生を送ってきた教授ですから、ダンサー体型で当然と言われたらそれまですが、
やっぱり見とれてしまいます。鍛えられた肉体は本当に美しい!

教授はロスアンゼルス出身。カリフォルニアの芸術大学&大学院(もちろんダンス専攻)卒業後、
国内外でダンサー、インストラクターとして活躍。
フロリダには10数年前、海軍のご主人の転勤で引っ越してきました。
余談になりますが、クラスメートのAちゃん(例の2002年生まれのね)と教授の息子さんが
同じ高校の同級生で在学中、チアリーディングのチームメートでもあったことが判明。世間は狭い!
(余談ついでに2人が通った高校はうちの子達の母校でもあります。)

日々、レッスンに励んでいる私ですが先日、膝にあざを作ってしまいました。
モダンダンスで膝をつく振り付けがたくさんあって、打ちどころ(?!)が悪くあざができてしまったのです。


でも私はダンサー(←何様?)の勲章だと思っているので、嬉しかったりします。
熟練ダンサーは体に傷をつけないよう踊れるテクニックを備えているから、
こんなあざは作らないと言われたらそれまでですが・・・

でもね、教授がクラス全員に話しかけたりする時にDancers! と声をかけるのです。
Ladies and gentlemen や Class ではなく Dancers
ダンサーと呼ばれることに小さな幸せを感じています。

早いもので秋学期もあと3週間を残すのみ。
来週は感謝際で休講になったので、実際に授業で踊るのはあと2週間。
来週は感謝際の準備の合い間を縫って自主練です。
ファイナルプロジェクト(創作ダンス)を完成させて、教授に提出するビデオ撮影をしないと。
ハリケーンで中止になった発表会の新日程も決定したので
感謝際の休み明けは再度、クラス一丸となって練習に励みます。
残り少ない秋学期、頑張るぞ!
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ハリケーン・二コルで発表会延期!

2022-11-14 17:18:51 | アラカン大学生活
教師の仕事を辞めたら時間に余裕ができ、頻繁にブログが更新できると思っていたのですが全然ですね。
いろいろやることがあるのは以前と同じ。でも充実した忙しさです。

実は先週、11月にしては珍しくハリケーンが発生して地元では高潮、洪水、倒木等の被害が出ました。
幸い、我が家は今回も無事でした。
週明けの11月7日からストームの行方をずっと警戒していて、水曜日に勢力を増し名前の付くストームになり(二コルと命名?!)、
木曜日にハリケーンになりました。
ハリケーン・二コルで地元の全ての学校は木曜日(11月10日)は休校に。
金曜日は祝日(退役軍人の日)だったのでもともとお休み。したがって4連休に。

それで・・・
10月30日のブログでお知らせしたダンスの発表会が11月10日にあるはずでした。
でもハリケーンで大学が休校。キャンパス内のイベントも中止=発表会も開催不可能になりました。
実は11月10日は結婚記念日。早いもので35年です。
私が最後にダンスの発表会に出たのが結婚する数ヶ月前。
子供の頃からレッスンを受けていた&大人になってからインストラクターをしていたスクールの発表会でした。
だから35回目の結婚記念日に35年振りにダンスの発表会に出ることに
言葉で言い表せない巡り合わせを感じ、夫も35年振りにステージで踊る私を見るのを楽しみにしていたのでした。
(交際中、夫は発表会を見に来たり、時々、私のエアロビクスのクラスを受けてました・・・笑)
予定通りに開催されずガックリですが、仕方ありません。
中止ではなく延期。日を改めて開催することになったので、気持ちを切り替えて発表会に臨みます。
(新しい日程はまだ決まっていません。)

発表会の前日、11月9日の午後から風雨が強くなり洪水の被害が出始めました。
実はこの日、午後3時からダンスの発表会のドレスリハーサルがありました。
会場はキャンパス内のシアター。前日の授業でステージでスペーシング&照明スタッフと打ち合わせをしながら
練習をしたのですが、この日はカンパニーのメンバーや他のクラスの学生と一緒の合同リハーサル。
コスチュームを着て、メイクもして本番さながらのランスルーがあったのです。

リハーサル前にステージの袖から撮った写真。思わず興奮!


この後、コスチュームに着替え、メイクをするために楽屋入り。
既に2002年生まれのクラスメート、Aちゃんが楽屋入りしてメイク中。
「ステージ用のメイクは久し振り。中学以来だから、うまくいかな~い!」と嘆いていました。
中学時代って言ったら5~6年前だよね?
全然、久し振りじゃないじゃない!
私なんて35年振りだよ!!

ちなみにもうひとり、クラスメートのMちゃんも楽屋にいましたが、
彼女はあと1週間で20歳のバースデーを迎えると話してました。
(Aちゃんと同じ2002年生まれということが判明)
私達はバレエクラスの学生と楽屋をシェア。
もちろんバレエクラスにもある程度、年を重ねた大人はいませんでした。

しばらくして三々五々、ダンサーがステージに集合し、各々ウォームアップを始めました。
そして教授達から正式に翌日の発表会がキャンセルになったことが伝えられ、ランスルーの段取りを確認。
そしてランスルーがスタート。
私は自分が踊る時以外はクラスメートのC君とステージの袖で
カンパニーや他のクラスのダンスを鑑賞。勉強になりました。
本当は午後3~8時までのリハーサルでしたが、皆が安全に帰宅できるよう6時過ぎにリハーサルを強制終了。
全員、帰宅の途に就きました。

翌日の結婚記念日は言うまでもなく、ハリケーン・ニコルの影響でお籠り生活。
ダンス・クラスのファイナルプロジェクト(創作ダンス)の振り付けを考えたり、
ハリケーンの被害状況をテレビで見ながら一日が過ぎました。
翌日は退役軍人の日でパレードなどイベントが予定されていたのですが、残念ながら中止になりました。
天気は良かったのですが、地元では被害が相次いだのでイベントどころではないですね。
(画像はお借りしました)


ここは娘のアパートの近く。幸い、彼女もアパートも被害を免れました。






被害に遭われた皆さん、心よりお見舞い申し上げます。
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ジェネレーションギャップを感じた新学期初日

2022-11-01 16:30:00 | アラカン大学生活
久し振りの学生生活が予想以上に楽しく、充実しています。
最初はとっても緊張していてドキドキ、オロオロしていたのですけれど。
まあ、アラカン、アラフィフはいないとしても、
もしかしたらアラフォーのクラスメートがいるかななんて期待したのですが
前回の記事でクラスメートのほとんどが20代前半のZ世代だとお知らせした通り。
ひとり30代前半のクラスメートがいますが、私から見たら十分若者です。(うちの子達と同年代)
アラカンで大学でダンスクラスを受けようという物好きは私くらいのものですね、やっぱり。

初日の授業は自己紹介&シラバス、課題、テスト、ドレスコード等の説明からスタート。
私が自己紹介した時のことです。
「2002年に日本からフロリダに引っ越してきた」と言ったら
クラスメートのひとり、Aちゃんが「私が生まれた年だ・・・」とポツリ。
あ、そう。ジェネレーションギャップを感じた瞬間。
そしてクラスメート全員、現役でダンスをやっている、またはダンスのバックグランドがあることが判明。
35年もブランクがあるなんて私くらいのものよね・・・
と言うか35年前はまだ皆が生まれる前じゃない!!
ちなみにAちゃんが自己紹介した時、私がズンバを教えているジムのプールで
ライフガードのバイトをやっていると話してくれました。
その翌週、Aちゃんは休憩時間に私のズンバクラスを見学に来てくれました。嬉しかったです。

で、ドレスコード。
数週間おきに学ぶダンスが変わるので、その都度、専用のダンスシューズやウエアを買う必要はない。
基本、動きやすい服装。ただし動きがチェックできるようオーバーサイズのシャツなどは禁止。
バレエシューズがなければジャズシューズで代用していい・・・
と教授は言いましたが、私は大人なので“大人買い”
まずジャズシューズ、バレエシューズ、バレエ用の黒レオタード、ピンクタイツをさっそく購入。


久し振りにダンスウエアショップでお買い物。テンションが上がる~!

若者の中にオバサンがひとり。
皆にドン引きされるのではと心配になりましたが、和気あいあい、予想以上に楽しい大学生活を送っています。
発表会でやるダンス、教授が振り付けを考えるのですが時々、皆でアイディアを出し合って
あーでもない、こーでもないと言いながら振り付けを練習するのです。
これって学生時代、クラスメートと文化祭や体育祭の準備や練習をしていた雰囲気に似てる!
久し振りにクラスメートと一緒に何かを作り出す作業をして、気持ちだけは若くなりました。

それで今日、嬉しいことがありました。
既に年明けからの春学期のクラス登録が始まっているのですが、授業が始まる前、
クラスメートのひとりが教授にどのダンスクラスを取るべきか質問したのです。
それを聞いた他のクラスメート達、「春学期はどのダンスクラスを取るの?」
「もう登録した?」とお互いに質問し始めた。
それを私にも聞いてくれたのです。私のことを仲間だと思っているから質問してくれたのだと嬉しくなりました。
(勝手な解釈ですか?)
教授は質問をしたクラスメートに、あるクラスを勧めたのですが、その時に
「〇〇〇(←私の名前)、あなたもこのクラス取ったらいいと思うわよ」と言ってくれました。
教授も私がクラスを取り続けると思っていることに嬉しくなりました。

教授の 5, 6, 5, 6, 7, Go! というかけ声と共に皆で踊り出す時、
あ~、パフォーミングアーツのダンスをやっているんだと実感します。
ダンスがうまく出来たときに Yes! とか That's it!
と言われて褒められるのも嬉しい。
(その反対に注意されることもありますが・・・)

秋学期もあと1か月半を残すのみ。そろそろファイナルプロジェクトの準備に取りかかります。
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大学で勉強しているのは・・・

2022-10-30 17:45:44 | アラカン大学生活
ビックリしないでね、
ダンスです!

私は小1でバレエ&モダンダンスを始めました。中学時代はお休みして高1でレッスンを再開。
当時、流行り始めたジャズダンスのレッスンも受けました。
ダンスにのめり込んで1年間ニューヨークにダンス&語学留学もしました。
恩師の勧めで現代舞踊協会の会員にもなりました。
結婚するまで恩師のスタジオでジャズダンスとエアロビクスのインストラクターをやっていたのですが、
結婚を機に引っ越さなければならなかったので仕事を辞め、その後は妊娠・出産で育児に専念、
フォーマルなダンスレッスンとはご無沙汰していました。
でもジムでフィットネスのダンスはずーっと続けていました。
20年前、フロリダに越して来た時、ジムのフィットネス・ダンスクラスは受けていたし、
2008年2月にはズンバのクラスを受け始めました。
ずっとフィットネスクラスのダンスを続けてきて思ったのが
パフォーミング・アーツとしての
ダンスを再開したい!

自分のフィットネスレベルに応じて動きを変えられるダンスではなく、
アートとしてのダンスをまたやりたくなったのです。
これが3年位前だったかな?さっそく地元のダンススクールのスケジュールをチェックしたのですが・・・
大人のためのレッスンをやっているところが少ないのです。あっても中高生と一緒とか。
18歳以上限定のクラスもありましたが昼間だったり、夜間でも私のズンバやStrong Nationを教える日や
勤務先の学校の残業日と重なったりでスケジュール調整ができませんでした。
スケジュールが合っても仕事量を考えると、オーバーワーク&オーバースケジュールになってしまうと思い断念。
教師の仕事を辞めたらフォーマルなダンスクラスを受けようと決心したのでした。
でも相変わらず、18歳以上限定のクラスを教えているダンススクールが少ない。
そしてバレエやジャズダンス以外、いろいろなジャンルのダンスをやりたいので複数のスクールに通わなければならない。
そこで思い出したのが卒業した大学のダンスクラスというわけ。
実は2008年にズンバを始めた時のインストラクター(ジムのディレクターでもあった)が
当時、この大学で非常勤講師としてダンス&フィットネスクラスを教えていたんですよね。
大学にはバレエ、モダンダンス、ジャズダンス、創作ダンスなどいろいろなジャンルとレベルのクラスがあり、
その中で私が目を付けたのがバレエ、ジャズ、モダン、ボールルーム、エスニックダンスなど
様々なジャンルのダンスと歴史を学べるクラス。これに決まり!
複数のダンススクールを掛け持ちしなくてもいいし、ぶっちゃけた話、安上がりなのです。
私がチェックしたところでは週1のレッスン(60分)で月謝が80ドルが相場でした。1レッスン20ドルね。
地元のバレエカンパニーの大人のバレエクラスは1レッスン15ドル、
10レッスンのチケットだと120ドル(1レッスン12ドル)。
で、大学のひと学期分の学費を授業の回数で割ったらひとコマ(75分)の授業料が13ドル。
ね、ダンススクールに通うよりお財布に優しいでしょう?これで大学の単位も取得できるのですから!
大学の授業ですから当然、テストや課題があって真面目に取り組まなければいい成績が取れないわけですが
私の性格上、「習い事」としてダンスをやったら3日坊主になってしまいそうなので
アラカン大学生になることにしました。
テストや課題に追われ、適度なプレッシャーがあった方がいいんですよ。

35年振りにバレエ、ジャズ、モダンダンスのレッスンを受けられるのはもちろん、
ズンバで取り入れているサルサ、メレンゲ、タンゴなどのボールルームダンスのリズム、
アフロビートやベリーダンスなどのエスニックダンスを本格的に学べるのも嬉しいです。
ズンバでは動きをフィットネス用にアレンジしているので。
数週間毎にジャンルが変わり、今までにジャズダンス、バレエ、モダンダンスをやり
今週からボールルームダンスの授業に入ります。楽しみ!

大学にはオーディションで選ばれたダンサーで結成されたダンスカンパニーがあります。
(私のクラスにもそのカンパニーのメンバーが2人いる)
そのカンパニーの定期公演が近々あるのですが、私のクラスもそこで1曲踊ることになりました。
そのための練習も授業で並行してやっています。
つまり35年振りにダンスの発表会に出るのです!ドキドキです(でも楽しみ!)。
ちなみにクラスメートは20代前半のいわゆるZ世代がほとんど。
そんな若者に交じって踊っているのです。
これがまた楽しいの~!
発表会の髪型、メークどうする~?
というガールズトークにアラカンオバサンも加わってます。(男子のクラスメート2人いますけど)
これもメチャメチャ楽しいの~!

そんなわけで久々の学生生活、最初はドロップアウトしてしまうのではと心配しましたが、
そんなのどこ吹く風、満喫しています。
(ハリケーン・イアンで休校になって踊れなくなった時は、一抹の寂しさを覚えた位でしたから)
このままクラスを取り続け、ダンスの学位取得目指しちゃおうか?
長い人生、何が起こるかわからない。楽しんだもの勝ちですよね。

私の教室(ダンススタジオ)

新学期初日、授業開始前に撮影。
遅刻したらいけないと思って早く家を出たら早く着き過ぎてしまった。(笑)
でも早く着き過ぎた学生は私だけでなくてホッ。

これから楽しいクラスのレポート、どんどんアップしていきたいと思います。
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アラカンで大学生になりました!

2022-10-27 16:28:21 | アラカン大学生活
教師の仕事を辞めて現在、母校の大学の非常勤講師とズンバ・インストラクター以外に
どんなか肩書きがあるかと言うと・・・・
大学生です!びっくりした??
タイトル通り、アラカンで大学生になりました。
アラフォーで教師になる決心をした時、地元のコミュニティ・カレッジ(公立の2年制大学)で
一般教養課程&教育学部専門課程入学に必要なクラスを履修、準学士号を取得して
現在、非常勤講師をやっている4年制の大学に編入しました。
私、再びこの大学の学生になりました。
ちなみに私が卒業した直後に教員育成課程を含めて、いくつかの4年制のプログラムが導入され
この後、次々に4年制の学士取得プログラムが新設されたので、
今はもうコミュニティ・カレッジではなくなり、大学の名前も変わりました。

前回のブログで数年前から挑戦したかったことがいくつかあると記しました。
そのうちの1つに挑戦するために大学で勉強するのがベストと思い、
この秋の新学期からアラカンで大学生になったわけ。文句ある?
アメリカの教育制度、疑問に思うことが多々あり、実際にこれが教師を辞めるきっかけのひとつになったわけですが
大学に関しては何歳になっても学べ、年齢に関係なく受け入れてくれる体制には心から感謝しています。
日本でも社会人枠入試のある大学が増えているようですが、そもそも「社会人枠」という言葉があることが
年齢に対する差別に思えて仕方がありません。
こちらは私の大学のアカウントに送られた入学許可を知らせるメッセージのスクショ。


左上(青く囲ったところ)のGeneral Applicarionという文字、ご覧になれますか?
General=一般。一般の願書を提出したという意味です。
アラカンも年齢、職業、学歴も関係なく、高校卒業したての若い学生も同じ“一般枠”扱いです。
前回、この大学に入学を希望した時は、日本から取り寄せた成績証明書や卒業証明書等を
大学が指定した翻訳会社に英訳を依頼しなければならず、これが時間もお金もかかって面倒でした。
でも今回は既にこの大学を卒業しているので、願書や必要書類を提出する手続きは簡単で入学許可もすぐにおりました。

そんなわけでアラカン大学生誕生です!学生証を作ってもらった時は本当に嬉しかったです。
しばらくは55歳以上のシニアディスカウントは無視して、学割を使いまくりたいと思います。

久し振りにキャンパスを散策して思い出したこと・・・
このブログを始めた時(2006年8月)、私はまだこの大学に通っていました。
友人が次々にブログを開設して、私もブログを始めようと思ったのですが
夏学期でフルタイムで授業を受けていたのでブログどころではありませんでした。
夏学期は秋&春学期より短いので短期集中。従って授業時間も長く、毎日の勉強量も増えます。
それでブログは夏学期が終了して全てのクラスでAを取ったら
そのご褒美としてブログを始めようと決め、勉強を頑張ったのです。
無事、全クラスAを取ることができ、ブログ開設となりました。
2006年の夏学期に受けた4クラス(アメリカ史、教育学テクノロジー、哲学、物理)でAをゲット!
その時の成績です。(赤く囲ったところ。)

(再び、学生になり自分のアカウントで当時の成績をチェックできるようになりました。)

何を勉強しているかって?それは次回のブログで。またまたビックリさせてしまうかも・・・
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