サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

Happy 20th Birthday!

2011-02-22 21:15:45 | イベント
一昨日、2月20日は娘の誕生日でした。早いもので20歳です。
朝いちで夫と私はカードとプレゼントを娘に贈りました。


誕生日でしたが娘はバイト。それも10時から6時までフルタイムのシフト。
でも夕方、帰宅してから娘のお気に入りのレストランに食事に出かけました。
食後にレストランのウエイター、ウエイトレス、そして私達のテーブルの近くにいたお客さん達に
お祝いの歌を歌ってもらい、キャンドル付きのアイスクリームサンデーをいただきました。
本当は友達とどこかへ出かけて誕生日の夜を過ごしたかったのでしょうが、
私達と一緒に食事に出かけるのを優先してくれて嬉しかったです。
(でも昨夜はバイト先の仲間で集まってお祝いしてもらい、今夜は5~6人の友達と食事に出かけました。
娘と高校時代から仲良くしている友達も一緒で、その子の誕生日が2月18日なので一緒にお祝いすると言ってました。)

一昨日は娘が生まれた時のことを思い出していましたよ。
1991年2月19日。
この日の朝、私は息子(当時2歳)を近所に住むママ友Aさんに預けて、定期検診のため病院に行きました。
病院でノンストレステストを受けたのですが、どうも結果がよろしくない。
“赤ちゃんの反応がよくない”とドクター。
出産予定日を2~3日過ぎていたと思うのですが、娘は私のお腹の中でまったりし過ぎていたのです。
午前中から始めたテスト、夕方近くまで続けて様子を見たのですが、娘は相変わらず落ち着き払っていて
活発に動いてくれませんでした。
“これ以上赤ちゃんをお腹に留めていたら危険な状態になるかも知れない”とドクターに言われ
急遽、陣痛促進剤を使用して出産することに!
私は当然、入院するための荷物を家に取りに帰れると思ったのですが、
ドクターもナースも口を揃えて“それは駄目!”だと。
“いつでも入院出来るように、荷物はまとめてあるの~!
鞄ひとつ、家に取りに行くだけなんです~!”とお願いしても駄目でした。
私、泣きそうになりましたよ。
(あ、言い忘れましたがこの時、湾岸戦争中で夫はペルシャ湾にいました。
夫は海軍で空母に乗り組んでいたので。)
入院の荷物は状況が状況ですから必要なものは病院で用意してくれるでしょう。
気がかりなのは息子。朝、息子を預けたAさんも第2子を妊娠中。それも妊娠後期。
と言うことで私が入院中、息子は別のママ友、Bさん宅で見ていただくことになったいたのでした。
何とかAさん、Bさんと連絡が取れ、数時間後、息子の引き継ぎ(笑)は無事、済みました。
あとは気合いをいれて出産に臨もうと思いました。
が、待てよ・・・
病院の近くで働いてる友達(そしてご近所さん)のCさんに状況を説明したら
私の入院準備バッグを取りに行って届けてもらえるんじゃないか・・・
あ~,なんてずうずうしいお願いをしようとしてるんでしょう私。
と思いつつ、気がついたらCさんの職場に電話してました(爆!)。
私のずうずうしいお願いを快く引き受けてくれたCさん。
仕事が終わってから私の家の鍵を取りに病院に来てくれて、
私の家に入院バッグを取りに行き、夜8時近かったかな、私の入院荷物を届けに再度病院に来てくれました。
そのCさん、突然の大変なお願いを快く引き受けてくれただけでなく、
“ひとりで心細いでしょう”と言ってその後も私に付き添ってくれたんですよ。
彼女も主婦。ご主人と幼児の娘さんが家で待っているというのに、
結局出産にも立ち会ってくれて、娘が生まれる瞬間の写真まで撮ってくれましたよ!
肝心の出産ですが促進剤使用すると言ってもすぐ生まれるわけではありませんから、長丁場になるのを覚悟。
でも二人目の出産ですから気持ちに余裕はありましたね。
陣痛室でCさんとお喋りしながら、テレビを見ながらかなりリラックスしてました。
でも11時半過ぎから陣痛が激しくなって、痛みも増してきて・・・
二人目の余裕どころではなくなってきたんです。
午前零時を過ぎ、痛みはピークに。早くいきみたい、でもナースに“まだまだ、我慢!”と言われてしまいました。
だったらあと30分我慢しようと自分に言い聞かせ、頑張りました。
Cさんもいろいろ励ましてくれて、陣痛が来るたびに腰をさすってくれました。
そして午前零時半、ダメもとでナースに交渉(?)してみたら、やっぱり“まだまだ”とのこと。
でもあんまり私が苦痛を訴えるものだから、ナースも根負けして“じゃ、ドクターに診てもらいまししょう”と言ってドクターを呼んでくれました。
数分後、ドクター登場。この数分の間にお産はいっきに進んだんですね~。
私を診察したドクター、“おい、もう生まれるぞ!”
分娩室に私を移動しようとしたのですが、間に合わないかもしれないと言うことで
急遽、陣痛室で出産することになったんです。
数回いきんで娘は生まれました。
息子の時と同様、超安産でした。息子の時は分娩室に入って3分で生まれました。
娘が生まれてホッとする反面、Bさん宅にいる息子が心配で、心配で・・・
なので翌日、さっさと退院して息子を迎えに行きました(笑)。
アメリカでは出産の入院期間は日本と比べると短いです。3日間位が普通ですね。
(私が出産したのは在日アメリカ海軍基地内の病院でした)
私の場合、検診日から病院で2泊したし、ドクターも“二人目だし、母子ともに健康だから”と言って快く退院を認めてくれました。
話がそれてしまいましたが、あのドタバタ出産から20年経つわけで、月日の流れは本当に速いと実感しながら娘の20歳の誕生日をお祝いしたのでありました。
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2 コメント

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もう二十歳!!! (Emma)
2011-02-28 11:09:05
最後に会ったときはまだ中学生だったよねぇ。
あっという間に大人の女!
月日の経つのは早いね。

Mちゃんお誕生日おめでとうとお伝えください。

でもご主人無しでの出産、素晴らしい!
コキちゃんってやっぱ強いわ。
(まぁダンナいないから産むのやめとくってわけにはいかんだろうけど)
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あっという間の20年 (Coquina)
2011-03-01 12:06:09
Emmaちゃん、
ホント、あっという間に20歳になっちゃったよ・・・
ダンナ不在の出産、思ってたほど大変じゃなかった。
娘は大変な時期に生まれて来たのを知ってるみたいに
延々と寝てくれる手がかからない赤子だったのよ。
数ヵ月後、ダンナが帰ってきてからがけっこう大変だったな。
それまでの規則正しい母子生活のルーティンが崩れてさ。
“亭主元気で留守がいい”ってネイビー妻の合言葉だったりする・・・(笑)
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