渡米の目的は傘寿祝い

更新が滞ってしまいました。
大学の秋学期がスタート。そして娘とボーイフレンドのS君が遠方に引っ越したため
その手伝い等で慌ただしくしていました。

さて、この夏のお楽しみイベントレポの続きですが、猛暑の最中に叔母達がアメリカにやって来たのには
理由というか目的がありました。それは叔父の傘寿のお祝い。

私の日本人の身内で唯一のアメリカ在住者である叔父。
叔父は私が小学校低学年の頃、日本を飛び出しアメリカへ。
その後、イギリス、フランスなどヨーロッパ各地に滞在して1979年にアメリカに戻り、
ニューヨーク（マンハッタン郊外）に定住。
リタイア後、ニューヨークの家を売ってニュージャージーに引っ越しました。
その叔父が8月上旬に80歳になるので、バースデーパーティーをやろうという企画が去年の11月下旬にスタート。
パーティー会場は叔父の45年来の友人、シェリルの家に決定。
叔父の家から車で20分程のビーチ沿いにあり、叔父もちょくちょくシェリルの家を訪ねています。
シェリルは叔父が1979年にニューヨークで生活を始めた時にお世話になった人。
夫のマック（2020年に他界）とスポンサーになって、当時オーナーを務めていた
障がい者のホームのスタッフとして叔父を雇ってくれたのです。
私も40年前、ニューヨークに語学＆ダンス留学をした際、しばらくマックとシャロルの家に
ホームステイさせてもらいました。
そしてパーティーのホストはシャロルの娘、シャノン。
留学時代、10歳だったシャノンも現在50歳で3児の母（大学院生の娘、大学生の息子2人）！
この40年、シェリル、シャノン達とはずっと家族ぐるみのお付き合いが続いています。
シャノンも旦那さんと子供達と私の家に遊びに来てくれたり・・・（現在ノースカロライナ州在住）
娘さんが大学時代、バレーボールの選手で、遠征試合でフロリダに来た時は
シャノン一家と一緒に応援に出かけました。
叔父もシェリルもマックもバージニアの息子の家に遊びに来てくれたり、息子も遊びに出かけたり・・・
娘も社会人になってから、何度かフロリダから叔父やシェリルの家に遊びに行きました。
ボーイフレンドのS君と一緒に訪ねたこともあります。従ってS君もパーティーに参加してくれることに！
だから私の子供達は叔父が大好き！
子供時代、叔父を訪ねた際は自分の孫のようにかわいがってくれました。
そして子供達の高校、大学の卒業式にも出席してくれました。

ちなみにシェリルは几帳面で昔撮った写真をスキャン、分別してPCに保存しています。
前回会った時は私が10代の頃、彼女の家にホームステイしていた時に撮った写真を見せてくれました。
私には身に覚えのない写真で、何だか恥ずかしかった・・・
今回も昔撮った写真をたくさん見せてくれました。そのうちの1枚。

子供達が小さかった頃、ハロウィンの時期に叔父の家を訪ねた際に撮った写真。
この時もハロウィンのコスチュームを調達してくれて、Trick or Treatに連れて行ってくれたっけ・・・

話がちょっとそれてしまいました。
記念すべき叔父の80歳の誕生日をお祝いするため、叔母（叔父の妹）と従妹がアメリカにやって来たわけです。
パーティーはサプライズではないので私、息子、娘、S君が出席することは叔父に伝えていました。
でも叔母と従妹の訪問はサプライズにすることに。
叔母と叔父はメールや電話で頻繁に連絡を取り合っていますが、会うのは本当に久しぶり。
叔母も何度かニューヨークの叔父の家を訪ねているし、叔父も一時帰国の際は必ず
叔母をはじめ、家族・親戚に会っていますがこの10年余り、兄弟（私の父、叔父、叔母達）に
直接会う機会はありませんでした。
今年の1月に私が一時帰国した際、叔母に8月のバースデーパーティーの話をして
アメリカに出かけられそうか尋ねたところ、久しぶりに会いに行きたいと言ってくれました。

そんなわけで炎天下のワシントン観光の翌日（まさに叔父の80歳の誕生日。ちなみにパーティーは翌日）、
私、叔母、従妹は息子の運転で400キロ離れた叔父の住む街を目指しました。
娘とS君は飛行機でニュージャージー入り。（フロリダ→ニューアーク空港）
私の家族以外で叔母達がやって来るのを知っているのはシャノンだけ。
シャノンは母親のシェリルにも当日まで内緒にしていました。
彼女がサプライズが嫌いで内緒に出来ない性格だからと・・・（笑）
この数日前からどうやってサプライズ作戦を決行するか、シャノン、娘、私で頻繁にメールを送り合い、
入念に計画したのでした。
つづく・・・