亡くなった翌日
ホームへ
個室を整理していると
スタッフSさんが
挨拶に来た
「救急車が到着するまで
心臓マッサージをしていたのは
自分です」
感謝を述べる
「救急救命の仕事に携わってました
肋骨が折れてしまって
申し訳なかったのですが
続けさせてもらいました」
不愛想なヒトだと思っていたので
ていねいな話し方に
驚く
「お顔を拝見したいので
上司の許可が得られたら
おじゃまして良いでしょうか」
日曜
告別式前夜
Sさん
仕事帰りに寄って
母に頭を下げ
挨拶してくれた
住職の都合で
通夜は出来ないため
告別式に来られない
私の友人 Mちゃん、 Yちゃん、 N、 K、Mちゃん
親戚とともに
湯かんに立ち会う
母の棺に入れたのは
紫の帽子 紫の花柄プリントのワンピース
茶花の本 毛皮のショール
お手玉2個 ホームで履いていたルームシューズ
レースのブラウス(白)
イタリア製のTシャツ
ワンピース(色?好きだった一着)
ラベンダーパークで買ったぬいぐるみ
水沢観音のお守り2個
きれいにお化粧してもらうが
ムスメも手伝い
口紅は鮮やかにしてもらう
親戚、友人たちが帰ると
ホームのスタッフで
父と仲良しになった
Tさん、Kさんが
来てくれた
父も喜ぶ
もちろん母もね
「お父さん、毎日来てたのに
淋しくなるから
また遊びに来てね」
父もそんなに遠くない未来
このホームでお世話になりたいって
雨の夜が明け
告別式は良いお天気
さすが
わが母のパワーです
祭壇も骨壺も
ムスメが選び
母が玄関に生けていた
花の写真をプリントアウトして
飾ってもらう
母との約束を果たす
告別式
初七日の法要も無事終わり
OT(作業療法士)Sさん
ナースYさん
ST(言語聴覚士)Iさん
ケアマネKさん
母と会ってくれた
幼なじみのTも
母の顔を見てくれる
親戚 家族が
ひとつずつ入れた
お花いっぱいの棺
母斎場へ
最後のお別れをして
棺は扉の向こうへ
ムスメは涙もなく
「産んでくれてありがとう」
手を振り
再び感謝しました
一時間
まだ温かな母は
鮮やかな色の骨壺に
納まりました
父の葬儀にも
母の生け花の写真
飾ってあげよう
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