Facebookより
ウクライナ軍がロシアの国境地帯クルスク地方に侵攻してきたのは、クルスク原発を攻撃しようとしているからなのだということが言われていた。それについて、ロシア外務省は、ウクライナ軍がクルスク原発攻撃の準備をしている情報を入手した、と発表していた。
休止中のザポリージャ原発があるザポリージャ市に、ウクライナ軍が密かに大量の武器を運び込んでいるという情報も入ってきていた。ザポリージャ原発は、2年前からロシア軍が管理しているけれど、ずっとウクライナ軍の攻撃を受けてきていた。クルスク侵攻が始まってから、ザポリージャ原発の冷却塔が攻撃されて火事になるという大規模な被害が初めてあった。これは、爆発の危険に繋がるような攻撃の仕方だ。
どうもウクライナ軍は、クルスクかザポリージャ、どちらかでも何とかして爆発させたいようなのだ。そんなことにでもなれば、ウクライナだってとんでもない被害をこうむる。こんなことをウクライナの人たちが望んでいるわけがない。ウクライナではなく、NATO軍がウクライナを使ってロシアを崩壊させるべく、原発を攻撃させようとしているのは、明らかなことだ。
この戦争のやっかいなところは、ウクライナ軍はウクライナの利益のために戦っているのではなくて、ウクライナの利益を犠牲にしてNATOのために戦っているという点なのだ。
正確に言えば、NATOではなく、NATOを操っているアメリカの軍事産業ロビーのためにだ。ウクライナのために戦っているのだったら、原発を攻撃するなんていうバカなことは絶対にしない。だけど、司令を出しているのは遥か遠くの海の向こうにいる人たちなのだ。
チェルノブイリ原発は、1986年に事故でメルトダウンを起こし、これがソ連崩壊の原因の一つになった。西側世界では、ソ連は経済自由化を求めて解体したのだと思われているけれど、実際にはアメリカとの軍拡競争で破産させられ、文字通り国を売るようなことになったからだった。
アメリカの最大のシンクタンクであるランド研究所は、政府に地政学的な提案をしてきている黒幕的な存在なのだけれど、この研究所が、軍拡競争でソ連を破産させ崩壊へ追い込む計画を提言していたそうだ。
アメリカ政府はそれを実行し、その通りにソ連を崩壊へと追い込んだ。軍拡競争でお金を使わせておいて、その一方でサウジアラビアに石油産出量を上げさせ、原油価格を下げさせたのだ。
それでソ連は石油輸出での利益が大幅に下がり、負債が返せなくなって破産した。その中で、チェルノブイリ原発事故は、ソ連経済を弱体化させる大きな原因になっていた。
チェルノブイリ原発事故だって、西側から送り込まれた工作員のしわざだった可能性もある。
福島のことでも、あとからただの事故とは思えないような妙な事実がボロボロと出てきていて、人為的に仕掛けられていたとしか思えないようなところもあった。事実、原発は事故を防ぐための安全システムが何重にもつけてあって、そう簡単にはメルトダウンしないようになっている。人為的に安全システムを解除するとかしていなかったら、起こるはずがないような事態が、福島でも起こっていたようだし、チェルノブイリでも起こっていた可能性がある。
チェルノブイリ原発事故があった当初は、意図的に爆発させるなんて、そんな恐ろしいことをする悪党がいるとは誰も思っていなかった。
ところでこの数年、私たちはそういう悪党を相手にしているとしか思えないようなことをさんざん見聞きしてきた。
そして今、ウクライナ軍として入り込んでいるNATO軍が、原発が爆発するような攻撃の仕方をしてきているのを、目の前に見ている。まさに私たちは、こういうことをするような悪党を相手にしていたということを、見せつけられているわけだ。
ソ連や東欧、いわゆる東ブロックの国々は、社会主義経済だから貧しくて、ろくな品物もなくて、自由もないのだと思われていた。
だけど、70年代のソ連のコメディ映画などを見ると、人々の生活はアメリカやヨーロッパとほとんど変わりないように見える。服装も、家の中の様子も、街の様子も、特に貧しいようでもないし、自由がないようにも思えない。生活が保障されているので、本当に貧しい人たちはいないらしく、つねにお金に縛られる西側諸国の人々よりも、ある意味、豊かで自由に暮らせていたように思える。
「ものがない貧しい東ブロックの国」というイメージは、ソ連に対する敵対意識を植えつけて、軍拡競争を正当化するために、メディアを使って西側諸国が作り出していたものなのだろう。
ところでそれは、ソ連が崩壊したあとには現実のものになった。それまで国営でやってきた事業の多くを、西側のグローバル企業がやってきて買い漁ったのだ。
たまたま役職に就いていた人がお金をもらって、売り払ってしまった。そうやってソ連の公共事業は解体させられ、経済が崩壊して、何もかも機能しない状況になった。
ソ連が崩壊したことによって、東欧の国々も後ろ盾を失って、西側グローバリストに腐敗させられ、買い漁られることになった。
ユーゴスラビアは、コソヴォでカラー革命を起こされて、NATOが介入し、首都ベオグラードが爆撃されさえした。
東欧の国をNATO軍が攻撃するなど、ソ連が機能していたときには、絶対にあり得なかったようなことだ。
ところが、ソ連が崩壊したとたんに、NATOは何でもやりたい放題になったのだ。
表向きは、独立運動だとか民主化運動だとかいうことになっていたのだけれど、要は西側の工作員が組織したカラー革命だった。
西側グローバリストの言うなりにならない政権は、カラー革命を起こされて、NATOが介入して、傀儡政権にすげ替えられたのだ。
ユーゴスラビアを皮切りにして、同様のことはアフガンでもイラクでも、リヴィア、シリアでも起こった。
それまでは、東西の対立があったので、NATOもやりたい放題にはできなかったのだ。1962年にアメリカがキューバのカストロ政権を入れ換えようと画策していたら、ソ連が介入してきてキューバ危機が起こった。そのため、アメリカはカストロ政権を入れ換えることができなかった。
2014年には、アメリカ政府はシリアのアサド政権を入れ換えようとして、テロ組織を送り込んで紛争を起こさせていたけれど、そのときはロシアのプーチン政権がすでに軍事力を建て直していたので、シリアに軍事介入した。その結果、シリアはアサド政権を保つことができた。
そうしたことを見ていくと、ソ連崩壊はソ連だけのことではなく、世界中がバランスを崩して共倒れになるようなことだったと言える。
東ブロックだけのことではなく、西側諸国でも、ソ連崩壊後はグローバル化が留めようもなくなり、政府もグローバル企業に腐敗させられていった。
そのため、グローバル企業だけが儲かるような仕組みにされていって、地場産業が解体していった。その結果、ヨーロッパ諸国も都市がスラム化して、貧困がひどくなり、表現の自由もないような事態になっている。
2022年2月にロシアがウクライナの内戦を解決するために軍事介入を始めたあと、4月にロシア外相ラブロフは、「一極支配は崩れた」と宣言した。これはつまり、ソ連崩壊後のバランスを欠いた状態、西側グローバリストが一方的に支配する状態が修正されて、世界が再びバランスを取り戻し始めたということを意味していた。
その後、アラブやアフリカ、アジア諸国が徐々にNATOの介入や西側諸国の経済制裁を恐れなくなっていき、アメリカ政府の言うなりにならなくなり、米ドル取引から離れていきさえした。
西側諸国でも、グローバリストの支配によって貧困化していったため、主権を取り戻そうとする反グローバリズムの活動が大きくなっている。
これでもし、トランプがアメリカの次期大統領に就任したら、アメリカのウクライナ支援は止まり、どういう形であれ、戦争は終わることになるだろう。
もうウクライナにはどう考えても勝ち目はなく、これ以上続けても失うばかりだという状況なのに、そのときになってNATO軍がクルスク侵攻に送り込まれて、原発を攻撃しようとしているのだ。
これはつまり、チェルノブイリのような事故を再び起こさせれば、ソ連崩壊のときのようにロシアを崩壊させることができると期待しているからなのだろう。
ガラガラと崩れていっているグローバリスト支配を守るためには、ロシアを崩壊させる以外にはない。
そしてそのためには、原発を攻撃して爆発させることが、最後に残された手段ならしい。
だけど、今のロシアは1980年代のソ連とは違う。すでに一度崩壊させられて、どんな敵を相手にしているのかを知り尽くしている。
だから、そう簡単には原発を攻撃させたりはしないだろうし、それで崩壊させられたりもしないのじゃないかと思う。しかし、世界中は今、原発が攻撃されようとしていること、そしてそれによってロシアが崩壊させられようとしているということを、もっと深刻に受け止めるべきじゃないのかと思う。
ロシアが崩壊するようなことになったら、世界中がまたバランスを崩して共倒れになることになるのだから。
それを思えば、もう目の前の利益のためにグローバリストに儲けさせている場合じゃないと思う。
新しい時代の世界のために意識を切り換えるときが来ているということなんじゃないかと思うのだ。
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画像は
ウクライナ軍が
クルスク原発を攻撃する準備をしていると
報告している
外務省報道官マリア・ザハロワ
チェルノブイリ原発
期待してます
名言なり
💉打てば打つほど
免疫がダウン
今年秋のアレ
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