父ショートステイから、施設生活へ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

8月7日金曜

実家へ行く日

暑いから、冷たいおうどんでも

用意しようかと考えていた

 

お昼過ぎ、ケアマネージャーKさんから連絡

「薬がお昼までしかありません」

「えっ、今日は夕方帰る予定ですよね」

「いえ、このままショートステイで、居られるように

　なってます」

来週以降かと父も私も予定してたので

「父はまだ帰ると思ってるので、伝えてください

　薬は午後持って行きます」

 

実家へ行き

飲み薬、インシュリン注射、アテオス注射

消毒綿、インシュリン注射の針

靴下、いつも飲んでいるお茶ボトル

携帯の充電器、充電コードが切られてる！！！

 

ドコモに寄り充電コード再購入

 

初めてショートステイ先の

S園へ行く

我が家からクルマで15分ほど

 

新型コロナのため

玄関近くのホールで

持参した薬等、手渡す

 

アテオス注射の打ち方を

教えるため、

看護師さん、スタッフの女性2人

父が車椅子で登場

元気な様子

 

父のお腹を消毒し

アテオス注射の様子を見てもらう

 

「急だけど

ずっとここでお世話になるからね」

父、「皆さん親切に面倒見てくれるから

ありがたいです」と

スタッフさん、看護師さんにアタマを下げる

 

じゃぁねと手を振り

戻る父

 

ケアマネージャーKさんから

聞いた父の様子

「ジョークばっかりらしいですね」と言うと

「ご挨拶したら、

　久しぶりだねぇ！愛してるよ～！！って

おっしゃるんですよ」

ムスメ、苦笑いで

「昔から女性好きなんです

ああいう性分は変わらないから・・・」

スタッフさん　納得の様子

 

大きな施設で

 

ショートステイをひと月ごとに

延長し、

いずれはここの特養か

他の施設でお世話になる予定

 

来週、こちらで

介護認定の見直し予定

その後、市役所から

父の様子を訊かれる電話がかかってくる

 

薬を飲まなかったり

ごはんを食べなかったり

エアコンが暖房になっていたりと

父がひとりで居るのは

限界だった

 

母の脳梗塞発症から始まった

15年の実家（病院・ケアハウス）通いも

急に終わりを告げ

 

協力してくれた

夢父（夫）に感謝を告げる

長い間お世話かけました

 

淋しいような

ほっとしたような気持ち

 

その後、父から

とぼけた電話がある

「今日は来るのか（実家）？」

「調子はどうだ？（そっちこそ）」

 

スタッフの皆様に

（特に女性）

可愛がられるような父で

居て欲しい

 

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