多くの相談者さんと話をすると、
共通点があります。
被害妻たちは、口をそろえて、
「夫は弁が立つ」
「外面が良い」
と言います。
しかし本当にそうでしょうか?
私は、これは違うのではないかと思います。
「被害者は、モラハラ夫と言い争いをしても勝てない」
=
「弁が立つ」
いえいえ、これは錯覚で、モラハラ夫には、自己流の話法があるのです。
この話法は、
論理的でもなんでもなく、
目的はただ一つ、
「言い負かす」
です。
モラハラ夫の話法の特徴
①いきなり責任転嫁する。
不都合が起きると、「お前は何をやってたんだ!」
「ぼーっとしているからこうなるんだ!」
とっても勝手な理屈を並べ立てます。
②妻に言い分を与えない
「疲れた」と言えば、「俺はその数倍疲れてる」と主張する。
「難しくてできない。教えて欲しい」と言えば、「考える努力をしないからだ」と責める。
→実は自分も分からないし、できない
③論点をずらす
「いきなり何を言ってるんだ?」
「俺の状況を考えろ!」
妻が話している内容から耳をそらすために、論点を無理やり変える。
絶対に本題には触れない。
④俺様基準を適用する
「俺に言わせれば…」「普通は…」と自分の基準で話をし始める。
重症な場合、「我が家は○○教だ!」
と言い、教祖様になってしまう。
⑤言ってないことを、勝手に付け加える
●外食で、嫌いな食材を避けると
「俺が折角連れてきてやったのに、食えないのだな!」と文句をいう。
●疲れた、というと
「俺との時間を楽しめないのだな!」という。
不思議な発想で、被害者を貶めていく。
こんな観点から、夫との会話を冷静に分析しましょう。
自分の置かれた状況を把握できるはずです。
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