COTE D'IVOIRE

アビジャンに住んでいました(1999.3-2002.10)
サイト《象牙海岸にて》の続編を綴ってみます。

Tissa で会った中国人

2004年11月26日 | 日々の暮らし
モロッコの地方へ泊りがけで行ってきた。
「地球の歩き方」にも載っていない町(村?)Tissa、
ここの役所へ寄ったとき、後ろの官舎に住んでいる女性が僕を見て何か言っていた、、。
彼女の家に中国人がいるから会いに来いとのこと、半信半疑でついて行った。
「こんにちわ」、、、確かに中国人がいた。しかも2歳くらいの子どもを抱っこしていた。
官舎に住んでいる女性の妹が中国人と結婚し、そのご主人と彼の兄弟が奥さんの姉を訪ねていたところだった。
ご主人のお仕事は商業。今日、夕方の便で上海へ向かうという。
そのわりには実にのんびりしている。アフリカに溶け込んだ雰囲気を持っている。
彼らは2000年までアビジャンにいたとのこと、その後ダカールへ渡り、今はカサブランカに居を構えたそうだ。
アビジャンで洋裁をやっていた台湾の女性の話をすると、、、
「今はもうミーナ逃げました。」
モロッコで中国製品が大量に出回っていることを、納得させるに十分な彼らの若さと頑張り。
そんな人たちはもうアビジャンには残っていないようだ。
中国人のいないアフリカも珍しいのではないだろうか、
コートジボワールは珍しい国の一つになってしまったか、、、。

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