今日は晴れましたが、昼間も寒く、防寒が欠かせない一日となりましたね。手袋やマフラーなど、防寒グッズをフル活用してください。
さて、先日 ブログ内で、今まで遠近両用メガネをご利用いただいたエンドユーザー様に、初めて中近タイプメガネを購入していただいた
事を紹介した際に、ブログの読者様より 問い合わせを賜りました。「 遠近両用から中近に変えたのは残念です…」
多分累進レンズを良くご存知ない読者様だと思います。
では、なぜ昨今 中近タイプメガネの需要が増えているのか紐解きたいと思います。
大概の方は40代後半になると、今までは、老眼対策として「遠近両用メガネ」を使う人がほとんどで、それでも目に疲労感を覚える方は
少なくありませんでした。(実際にレンズメーカーの統計だと50%程度の方が遠近両用メガネに不満足と答えている)
そんな人に勧めたいのが、中近両用レンズです。
「中近」のワイドタイプだと1~5メートル先と手元、ロングタイプだと1~10メートル先と手元が、クリアに見るように設計された
のが大まかな中近の特長で、また各メーカー「中近」というカテゴリーはなく「ウォ-ク」・「ホ-ム」・「ル-ム」・「リビング」
といった分かりやすい呼称になっています。(量販店では無いようですが)
こうしたレンズを勧められた老眼の症状を持つ人の多くは、「それでは遠くが見られないのでは」と不安を持ちます。
確かにこれらのレンズで車の運転はできないし、レジャーやスポーツにも適してはいない。
でも、ちょっと考えていただきたい。
現代の日本で暮らしていて、遠くを見なければならない機会は、思いのほか少ないものです。
ビジネスマンならパソコンとスマートフォン、書類などを見る機会が圧倒的に多く、人と会話をする時や電車やバスで移動するにも
「遠く」を見なければならないことはほとんどない。
また特に、高齢者に対しも、効果を発揮するレンズで、遠近両用に比べてユレ ユガミが少なく慣れやすいレンズです。更には、上下巾が
35mm以上のフレームであれば視野は広く遠方も見えるのです。
最新の中近レンズは、ご利用する用途に合わせて、豊富な種類と選択肢があり室内は勿論 お散歩、お買い物にもご利用できるのです。
ですから、高齢者で累進レンズ初めての方や、長年にわたり遠近両用のみを使用していてしっくりこない方には、満足度は
言うまでもなく高いのです。
「論より証拠」先ずは、ご自分で体験されるのが一番でしょうね。
時流に乗り遅れない様に頑張っていきたいものです。
日本人は「遠くを見る」ことを「いいこと」と考える傾向にある。子供の頃から視力検査のたびに、遠くが見えないと「目が悪い」
と言われる社会で育ったことも影響しているのだろうと思います。悪い固定概念ですね。
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