皆さん今晩は。
今朝の激しい雨は凄かったですね。あちらこちらで冠水していまして、職場のボンベルタにたどり着くのが大変でした。
さて、
光琳眼鏡店では、皆様に快適な視生活を送って頂くためレンズの最新情報送りいたします。
シニアレンズとしては今や主流となっているのが、【累進レンズ】です。
現在では、老視の矯正としては【累進屈折力レンズ】を利用される方が多くなっています。
今回はこの【累進屈折力レンズ】の種類について、そして選び方のポイントについてご紹介していきます。
1. 累進屈折力レンズの種類
【 1 】 遠近両用タイプ(常用レンズ)
お手元から遠方まで1本のメガネで済み、掛け外しをしなくて済むのでとても便利なレンズで、まずは基本の1本です。
1枚のレンズで遠・中・近が見えるように設計されているので、遠用→中間→近用と度数が変化します。
その度数の変化により、掛け始めの際はユレ・ユガミなどの違和感を感じたり、視野(見える範囲)が狭く感じるといったことがあります。(ほとんどの方はすぐに慣れてしまいます。)
こうしたユレ・ユガミや視野の問題は度数が進めば進むほど顕著になってきますから、なるべくなら加入度数(老眼の度数)が強くならない
40歳代のうちから使用し始めることが最大のポイントです。
お歳を召してからのご利用は、加入度数が強くなり、違和感により慣れづらく時間がかかってしまいます。
【 2 】 遠用重視タイプ(ドライブ快適レンズ)
前方の視界が大きく広がり、掛け替えなしで近くもはっきり見える、ドライブに適したレンズです。
メガネを掛けたままで、遠くをワイドに、メーターやカーナビ、手元の高速チケットなども見ることができます。
またゴルフなどのスポーツでもご活用いただけます。
当店では、度付サングラスでお勧めしております。
【 3 】 中近重視タイプ(屋内・室内用レンズ)
屋内・室内専用のメガネとして開発されたレンズで、3~4m前後からお手元まで1本のメガネで掛け外すことなく見ることができます。
したがって、主婦の方でテレビを見たり、お買い物をしたり、料理をしたり、読書をしたりする場合を想定すると最適なメガネといえます。
また、会議の際にボードを見たり、手元の書類を見たりするのにも最適です。
なお、中近メガネをはじめて作成する場合は、見え方を確認する為にトライアルレンズで「どのくらいの範囲まで・どういう見え方をするレンズなのか」ということを実際に体験してから購入することをおすすめします。
このトライアルテストをしないと、見え方について後々のトラブルにつながってしまう場合があります。
【 4 】 近用ワイドタイプ(パソコン用レンズ)
中近レンズよりも奥行きが短くなりますが、手元に関してはワイドに見ることができます。
通常の単焦点老眼用レンズと中近レンズの中間的なレンズということになります。
デスクワーク中心でデスク周りをワイドに見たい方には最適なレンズです。
例えば、通常の単焦点老視用レンズは手元の30cm前後しか見えませんので、パソコン作業をする場合などはキーボードはよく見えるもののモニター画面はよく見えません。
この近用ワイドレンズなら、そうした問題をクリアすることができ、快適にパソコン作業をしていただけます。
2. 累進屈折力レンズの選び方のポイント
「累進屈折力レンズ」は、そのレンズを使用する目的を特定することでメガネの使用感が大幅にアップすることがあります。
ドライブ、食事、パソコン作業…など、目的に合わせて適切なレンズを選ぶことが快適なメガネライフ送る秘訣です。
ですから、レンズを選ぶ際には、これから作るメガネをどんなシュチュエ-ションで使いたいのか、どの位の距離まで見えるレンズを作りたいのか、今のメガネのどんなところが不満なのか、などをスタッフに正しくお話しくだされば100%満足できる眼鏡ができあがります。
きっといいアドバイスがもらえると思いますよ。TPOに合わせたピッタリの累進レンズを見つけてくださいね。
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