年の瀬の寒さもしとしおでございます。
外に出ると、空気がツーンと冷たいです。
私ごとではありますが何故かこの時期になると、思い出す事があります。
「 転んだら起きるんだよ! 」それが、母の口癖でした。私が小学校に行く時は、必ず玄関先でこう言われました。
その時は、特に意識していませんでした。単に物理的な注意を言われているような感じでした。
そして大人になり急に思い出して、苦笑したりしました。
社会人になってから、つまり会社勤めをするようになってからは、失敗ばかりの繰り返しで、母の言葉を噛みしめる日々でした。
失敗から立ち上がり、「 もう2度と同じ失敗をしないぞ！」と注意するのですが、それでも同じような失敗をしては、自己嫌悪に陥ったもの
です。
同じような失敗をしなくなったと思ったら、注意散漫で新手の失敗をしてしまう。
若い頃は、小さな失敗でもつまらない自尊心から、相手のせいにしたり、先輩や上司のせいにしたり、まったく今考えると、鼻持ちならない
若造だったと思います。
失敗のたびに、「 転んだら起きるんだ！転んだら起きるんだ！」と自分に投げかけ、自問自答して生きてきた気がします。
ある日、ある事から、今までの失敗は、すべて自分の責任と気が付きました．．．
慌ただしく押し詰まる年の瀬に、体調を崩さないよう元気に新しい年を迎えたいものです。
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