“あまちゃん”が面白い。暴力には心がつぶれます。

私はＮＨＫの朝ドラを毎日楽しみに見ています。
あまちゃんは、軽妙で浅はかな音色とリズムが心地よく、鑑賞する立場からは、春から秋の季節版にマッチしていると思います。
東京育ちの主人公が、すぐに見事な久慈なまりになって、「じぇじぇっ」「じぇじぇじぇっ」「かっけー」が流行っているらしい。最近はバラエティ番組のようで、少々気になりだしておりますが。
クドカンなる若いマルチ才能の持ち主が脚本を書かれていると評判になっていますが、やっぱり暴力場面はいけません。
あまちゃんが通う水産高校の担任教師は、異様におどけた演技をしていますが、手には竹刀を持って振り回しています。
何のための竹刀なんでしょうね。強烈に違和感を感じる演技の道具に竹刀は不似合ではありませんか。
そして、最近はあまちゃんと親友が、母親や兄から顔を張られています。何度も何度も。
子育て、親の教育の一環として暴力をふるってしまう、最後はそういうやり方しかできない親の苦悩も感じますが。
観ていてつらいですねー。視聴率が高い番組で、当たり前のように、当然のように頬を張られています。
コハクの採掘場でも、殴られる場面がありました。顔面に怪我を負いました。どんな理由があっても、傷害罪の犯罪です。
感情の一方的な爆発を表現するのに、暴力が必要でしょうか。相手に暴力をふるうという表現方法しかないのでしょうか。
相手に伝える怒りの感情表現は、他にもあるはずです。
クドカン様、暴力場面になって当たり前の場面に、暴力でない世間をアッと言わせる場面が作れませんでしょうか。
期待しております。

でも、あまちゃんは素直で純情で、ちょっと間の抜けた憎めないかわいい高校生ですね。
今どきの高校生はこんな風なんだと思って、見守るような気持ちで楽しんでます。

しばらく間がありましたが、読んでいただき感謝です。
失礼します。