独り言ですが、、、何か?

人生60年過ぎたのでそこそこ言ってもいいでしょう?

無給のアシスタントしています

2019-01-29 22:10:24 | シニアライフ
我が家は夫が定年を過ぎてもそのまま契約社員として働いている。

仕事内容は何も変わらない。変わったのはグググーッと下がった年収だけ。

夫は会社員だが、所属部署が県外のため、家から直行直帰のようなかたちをとっている。
要は、自宅がミニオフィス状態で、外に出てる時以外は家で仕事をしている。

そうなると、専業主婦で家に居る私は都合よく使われることになっている。

宅配便の受け取りに始まり、プリンターのインク補充、慶弔金の用意、ホテルの予約、お土産の買い出し、パソコンやスマホに関するサポートやその他色々、、、

やってる事は些細な事かもしれないが、どれも意外と時間をとられる。

そして他人だったら「有難う」の一言もあるが、そんなものは無い!!

夫が定年後もリストラされず若い人と同じように働けるのはそうしたサポートがあってこそだと思うが、私の存在は縁の下の力持ちでしかない。

たまに「有難うは?」とか「給料請求する」とか言って自己主張してみるが、まったく相手にされない。

腹立たしく思うこともあるが、かと言ってリタイヤして何もしてない夫を想像するとぞっとする。

考えてみれば、ブツブツ言いながらでも、案外私の刺激になっているのかもしれないけど・・・

柔軟剤入り洗剤

2019-01-28 14:30:07 | 日記
我が家はここ何年か、ほのかな香りと仕上がりの柔らかさが気に入って、液体洗剤の「ボールド」を愛用してきた。

毎日使うので当然詰め替え用(1.8倍)を買っていて、今回はそれよりも大きな(2.2倍)があったので、なんの迷いもなく2個買ってしまった。

洗濯機から洗濯物を取り出した時、「エッ!?なにこの匂い?、、、」と思ったが、濡れてるせいなのかと我慢しながらそのまま干した。

洗濯物を干し終わってソファーに座ってたら、頭痛がするような耐えられない匂いに襲われた。

洗濯物を干しているサンルームはリビングの直ぐ横にあり、この時期、戸を開け閉めする度、暖かいリビングの方へ洗濯物の匂いを含んだ空気が流れてくるのだ。

それまで柔軟剤の匂いが問題視されてるのは耳にしてたが、まさか我が家で実体験をするとは、、、

すぐ粉洗剤で洗い直したが、しばらく嫌な匂いが頭の中から消えることはなかった。

それにしても何年も使っててなんの問題もなかったのに、何故?と不思議で仕方ない。
(1.8倍と2.2倍では違う種類のものだったのかな?)

その後、違う洗剤に買い替えたが、大袋2個、使いたくないが捨てられずどうしたものかと迷っている。

藁細工の「つぶら」

2019-01-18 00:14:21 | 昭和レトロ
テレビで「猫つぐら」なる物を特集していて、昔の事を思い出した。

「猫つぐら」とは、要は藁で作られた猫のハウス。
私が思い出したのは、猫用ではなく、赤ちゃんを入れる「つぶら」と呼ばれていたものだ。
猫用はドーム型で入口があるのだが、赤ちゃんを入れる「つぶら」は半円形のお椀型になっている。
私の田舎では、「つぶら」の発音は〝 つ〝にアクセントをおく。

農業も今みたいに機械化が進んでなく、家族全員で農作業するのが当たり前だった時代、赤ちゃんは1人家に残された。
少し動けるようになると、それはとても危なく、安全のため「つぶら」に入れ隙間を毛布などで埋めて動けなくしとくのが一般的だった。
藁細工の「つぶら」は重いので赤ちゃんが少々暴れて動いても倒れない。

実は私も多分「つぶら」に入れられていたと思う。
大人になってそんな話になった時、母が「お姉ちゃんは間違いなく入れてたけど、あんたも多分入れてたんじゃないかな?」と話してた。

朝、お乳をやってオシメを替えて「つぶら」に入れたら、お昼になるまで放ったらかしになる。
「お腹すいたーとか、オシメ濡れたーとかで、ギャーギャー泣いてたんじゃない?」と聞いたら
「そりゃ、そうやろね。でも昔はそれが普通やった」と母が懐かしそうに話してた。

調べてみたら今も「つぶら」はあるようで、固定するのではなく、自然派ベットのような使い方をするらしい。

ちなみに「猫つぐら」のお値段は¥30000だそうで、
(猫のハウス¥30000・・・う〜ん・・・)と思ったけちんぼの私でした。


成人式に思う

2019-01-15 16:16:08 | 日記
この三連休、各地で成人式が行われ、その模様をテレビのワイドショーで放送していた。

綺麗な振袖のお嬢さんが多数、でも中には海外の民族衣装の方達も参加されてて
とても華やかな雰囲気に羨ましく思いながら見ていた。

実は我が家は夫も私も成人式に出ていないのだ。

地方から都会に出て就職した夫と私は当時会社の寮に住んでいた。
集団就職ではないが、朝ドラの「ひよっこ」に近い。

私の田舎では住民票のある人にだけ成人式の案内状が届く。
出身県は違っても同僚達も多分同じだと思うが、親の計らいでみんな田舎での成人式出席に帰郷して行った。
私もそうしたいと思っていたが、叶わなかった。

当時住んでた地域は個別に案内はこなくて、自分から式が行われる場所に出向くというシステムだった。
今なら行くかもしれないが、20歳の私は知っている人が誰もいない場所に一人で行く勇気がなかった。
おまけにみんな晴れ着で着飾ってくるだろうし、そんなところに普通の格好でとても行けないと思った。そして1人淋しい成人式の日を過ごしていた。

ところが1つ年上の夫はその話をすると、私とは全く違い、
「成人式?全く行く気なんかなかった!」と言い切った。

その当時私にも夫の様なあっけらかんとした気持ちがあれば、今なお「式に出てない」という引け目の様な思いを持ち続ける事は無かったのに、、、と思う。

式には出られなかったが、その数ヶ月後の姉の結婚式の時、姉の振袖を借りて写真館で写真だけ撮った。
それが私の「ささやかな成人式」。











手作りカーディガン

2019-01-12 12:47:04 | 手作り・ビーズ作品


大昔30代か40代の頃に作った手編みカーディガン。

最近はほとんど着ることもなく、ケースの隅に眠っていたが、久々に出して着てみた。

細いモヘヤで編んだのでとにかく軽くて暖かい。

軽くて暖かい物にしたくて細いモヘヤの一本どりにしたが、とにかく編むのが大変だった記憶が、、、
自分ではちゃんと編んでるつもりが、間違う、間違う。
縄編みなので、間違うと目立つ!やっぱりやり直し!
解こうとすると、モヘアは糸が絡んで全然解けない。
だんだん、イーーーッ!!!と自分に腹が立ってくる。

そんなこんなで、なんとか仕上げたが、見る人が見たら酷い作品だ。
でも、私にしたら挫折しそうになりながらも、自分の力を150%くらい発揮して作ってた。

シニアになって、着ない服を少しづつ処分して行ってるが、このカーディガンだけは多分一生捨てられないと思う。

私にも、こんなにも頑張れた時代があった【証】だから。