晩秋から冬へ、クレモナは霧に包まれます。
朝起きて窓を開けると向かいの家が見えないくらいの濃霧で
車の運転も雲の中、
そんな太陽がない日々が3月まで続きます。
初日と2日目くらいまではロマンティックですが、1週間もするとモノトーンな色彩に飽きてしまいます。
やっと12日ぶりに晴れ、気分もアップ♪
クレモナの大聖堂
楽器のアウトラインが出来上がり、パフリングの作業が始まります。
左:表板 右:裏板
朝一番に研いだナイフで
パフリングカッターで描いた溝に
ナイフで切り込みを入れます。
そこに黒ー白ー黒のパフリングをはめこみます。
静寂と間違いが許されない緊張の中
使う道具ごとに奏でる音楽があり、私の好きな作業の1つです。
パフリング完成!