クレモナ カルテット

適当主義で世の中うまくいく場合もある

 イタリアの旅行ガイドブックなどで「トラブルに注意しましょう」でかならず登場するおつりの間違い。
あるとき気がついたのですが、悪意無くおつりを間違う人も、とても多いこと。
もともとこちらの人は計算が遅いし、弱いです。スーパーでも銀行でも、しょっちゅう間違えています。例えば620円のものを買って1000円だしたら1000-620=380と引き算をして出すのではなく、620円に10円3枚たしたら650円、それに50円を足して700円。あと100円を3枚足して1000円になったら完了という計算をしています。
 よく行くスーパーではおつりが多かったり少なかったり5回に一度は間違っています。ある時気がついたのですが、通算してみるとなんと差引き0に限りなく近くなるんです。
 きっちり毎回0にしなくても、だいたい=piu(少し多い) meno(少し少ない)でうまくまわっている世の中もあるのだと思いました。

コメント一覧

yoko
たくみさま
 日本でもこの感覚がちょっとだけ導入されると、もう少し社会に余裕ができるんじゃないかなぁ。と思うよ。でもこの感覚が蔓延するとイタリアのように大変になるかも!?
yoko
ひろじさま
 いつもありがとうございます。
イタリアにいると書くネタに困ることはありません、もっと色々書きたいので、マメにブログアップできるように頑張ります。これからも是非読んでくださいね。
たくみ
大体差引ゼロってオモシロイ!
なんかいいね、そういう文化も(^o^)
ひろじ
概ね差し引きゼロになるとは、なんとも陽気で律儀な(笑)

楽器の研究からヨーロッパ事情まで、時々おじゃましては楽しく拝読させてもらっております。
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