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櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

◉新作ダンス公演2024年7/13〜14 ◉コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー

レッスン経過報告です

2011-06-15 | レッスン・WSノート
【process】
6月14日(火)は西荻ほびっと村学校で「舞踏」ワークショップでした。月2回のリズムで行なっているこの稽古は、自由出席のスタイルをとっているためか、毎回メンバー構成がおもしろい。稽古場にはその時にしか味わえないような時間が流れていきます。この日は久々に男性メンバー同士の組み合わせ。すごく集中力と重厚さのある空間になりました。常に行なう「いかにして立つか」から始めて、一歩と感情の交わり、旋回の動きはどんな風に生まれてくるのか、とセッションは膨らみました。からっぽになりたい。背骨のまわりを風が抜けていった。なつかしい人や大事な人の面影が脳裏をかすめた。など、途中の対話(フィードバック)がそれぞれ味わい深く、それも刺激になったのか後半の動きにはしっかりとした掴みがありました。参加者の皆さん、次にご一緒するのが待ち遠しいです。大変お疲れさまでした!

6月15日(水)は「オイリュトミー」定期クラス、言葉の舞の稽古でした。いま踊っている詩「生きる(谷川俊太郎)」を、これから先に稽古してゆく部分も含め、あらためて全文リーディングしたうえで、この詩に対する感想やイメージを交換しあったあと、動きにも反映してゆくよう踊りこんでいきました。懸命さ、生なるものの切なさ、メロディーとしてのコトバ、地球の息吹、冷静さの奥に秘められた感情の爆発、”あたりまえ”に生があることへの感謝、詩を紡ぐという営みの貴重さ・・・。さすが。コトバからカラダへ、カラダからコトバへ。昨日に続いて、じんときます。スペインのあるダンサーと、どんな小さな動きにも一つの動きには無数のコトバが詰まっているんだよねえ、と話し合ったことがあったんですが、そのときのこと、ちょっと思い出しました。気持ちがこもった動きには、やはり熱や勢いが感じられ、踊りが生きたものになってきました!オイリュトミーは、やはり、ここからです。繊細かつダイナミックな動きを楽しんでゆけそうです。来週も楽しみ。よろしくお願いします。
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